呪術廻戦:“1年ズ”榎木淳弥、内田雄馬、瀬戸麻沙美 第2期収録の掛け合いに「喜びと新鮮さ」 第6話で「平和な話はこれで終わり」

「呪術廻戦」の第2期の一場面(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
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「呪術廻戦」の第2期の一場面(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

 「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載中の芥見下々(あくたみ・げげ)さんのマンガが原作のテレビアニメ「呪術廻戦」第2期の「渋谷事変」が、MBS・TBS系で8月31日午後11時56分から放送される。「渋谷事変」は、虎杖悠仁、伏黒恵、釘崎野薔薇の呪術高専の“1年ズ”が登場。虎杖悠仁役の榎木淳弥さん、伏黒恵役の内田雄馬さん、釘崎野薔薇役の瀬戸麻沙美さんが、第2期の収録の裏側や見どころを語った。

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 --テレビシリーズに1年ズの3人が登場するのは、実に3年ぶり。久しぶりに3人そろって収録してみていかがでしたか?

 榎木さん アフレコ現場に3人がそろうのは、本当に久しぶりでした。ゲームの収録などで、キャラクターの声自体は出したりはしていたのですが、実際にアフレコしてみると、第1期の頃と変わらない空気感で収録できたように感じます。

 内田さん イベント等もあって、掛け合う機会が無かったわけではないのですが、収録で会った時は「うわ~久しぶりだね!」となりました。変わらない雰囲気で、良い感じにアフレコすることができました。

 瀬戸さん 久しぶりに3人そろった収録も、明るいシーンでしたしね。1年ズ3人の変わらない空気感はそのままに、軽妙な掛け合いができました。

 --第1期と比べて、収録で変化を感じた部分があれば教えてください。

 榎木さん キャラクターについてのディレクションはシリーズ物ということもあり、特には無かったのですが、ディレクションの雰囲気ややり方は変わったと感じています。

 内田さん 心情の部分よりも、絵に対してのアプローチについてディレクションが入ることが多くなりました。おそらく「渋谷事変」は、原作で描かれていない部分を補完した表現としてより膨らませる必要性があってのことだと思います。

 瀬戸さん もう一つ大きく変わったことといえば、分散収録が緩和され、コロナ禍より多くの方と掛け合いながら収録ができるようになったことです。第1期ではお会いできていないキャストの方もいらっしゃったので、そんな方々のお芝居を見られて、掛け合いができていることに喜びと新鮮さを感じています。

 --いよいよ第2期の第6話「そういうこと」から「渋谷事変」が始まります。1年ズの関係性や日常が垣間見えるお話ですが、収録の感想を聞かせてください。

 榎木さん ……平和な話はこれで終わりなんだな、と(笑い)。最後の楽しい雰囲気の物語です。

 内田さん 本当に(笑い)。この雰囲気を存分に味わっておこうと思いながら収録しました。この後の回では先輩呪術師たちと一緒に行動し、戦っていくこととなります。視聴者の皆さんはこの回で平和な空気感を存分に味わっておいてください!

 瀬戸さん 私はやっぱり、虎杖が小沢に再会しての第一声が見どころだと思います。虎杖が良いやつだってことが全面に出ているシーンで、私もなんだか胸がキュッとなりました。

 内田さん 分かる! 虎杖がとにかく良いやつなんですよね。

 榎木さん 僕は、ギャグ演出として釘崎の顔が崩れるシーンが大好きですね。原作より顔が崩れていて、ピカソみを感じるので(笑い)。そこに注目してみてください。

 「呪術廻戦」は2018年から同誌で連載中。強力な“呪物”の封印が解かれたことで、高校生の虎杖悠仁が呪いを巡る戦いの世界に身を投じることになる……というストーリー。コミックスのシリーズ累計発行部数は8000万部以上。テレビアニメ第1期が2020年10月~2021年3月に放送された。第1期の前日譚(たん)となる劇場版「劇場版 呪術廻戦 0」が2021年12月に公開され、全世界興行収入が約265億円を記録するなど大ヒットした。

 第2期は、五条悟や夏油傑らの呪術高専時代のエピソード「懐玉・玉折」と、10月31日のハロウィーンでにぎわう渋谷の街で起こる「渋谷事変」が描かれる。7月6日~8月3日に「懐玉・玉折」が全5話で放送された。

 ◇キャスト(敬称略)

 虎杖悠仁:榎木淳弥▽伏黒恵:内田雄馬▽釘崎野薔薇:瀬戸麻沙美▽五条悟:中村悠一▽真人:島崎信長▽夏油傑:櫻井孝宏▽両面宿儺:諏訪部順一

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