らんまん:「世の中が変わったね」里中先生から笑顔消える 視聴者も心配「ホントに苦しそう」

NHK連続テレビ小説「らんまん」の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「らんまん」の一場面(C)NHK

 神木隆之介さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第108回が、8月30日に放送され、里中先生(いとうせいこうさん)の表情に、視聴者が注目した。

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 台湾に学術調査団が派遣されることになり、里中は万太郎(神木さん)を推薦する。植物学教室の教授・徳永(田中哲司さん)の部屋には、助教授の細田(渋谷謙人さん)、軍人の恩田(近藤公園さん)も居合わせ、重苦しい空気のまま話が進められた。

 しかし、出発日まで時間がなく万太郎は「現地の言葉を学ぶためには時間が足らん」とこぼす。恩田は「現地では案内人ば付くっけん。調査は日本語で進めてくんさい」と言い、護身用のピストルも用意するように伝えた。

 恩田が部屋を後にすると、里中は「槙野君……世の中が変わったねえ。戦争による好景気。研究予算が増えるのはありがたいが、その分『国のために働け』と言われ続ける。どうする? 槙野君。降りてもいいよ。だが……私は君を選びたい」と優しく伝える。

 万太郎は「分かりました。お引き受けいたします」と答え、里中は「良かった」とホッとした様子だった。

 SNSでは「いつもニコニコしていた里中先生が、神妙な顔で軍人さんのアテンドしてたのがこたえたねえ」「陽気なおじさんだった里中先生が、険しい顔つきになっていく……」「里中先生の暗い目が悲しい」「里中先生ホントに苦しそう」「里中先生から笑顔がないんですよね……」といった声が上がった。

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