彼女たちの犯罪:前田敦子の“正体”が話題に「幸の薄さはなかなかのモノ」 「もう一回1話目から見たい」の声も

連続ドラマ「彼女たちの犯罪」第9話の一場面(C)横関大/幻冬舎/ytv
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連続ドラマ「彼女たちの犯罪」第9話の一場面(C)横関大/幻冬舎/ytv

 俳優の深川麻衣さんが主演し、前田敦子さん、石井杏奈さんが共演の連続ドラマ「彼女たちの犯罪」(読売テレビ・日本テレビ系、木曜午後11時59分)の第9話が、9月14日に放送された。前田さん演じる神野由香里の“正体”が明らかになり、SNSで話題となった。

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 横関大さんの同名小説(幻冬舎文庫)が原作。容姿端麗で仕事も充実した日々を送っているが、恋愛だけうまくいかない日村繭美(深川さん)。“ハイスペ医師”と結婚したものの、使用人のように暮らす主婦の神野由香里。念願の刑事課に配属されながらも、使命感ゆえに思い悩む熊沢理子(石井さん)。それぞれ思い描く「普通の幸せ」への渇望が、3人を狂わせていく。

 第9話で由香里は、「私は本当の私じゃないんです。もうずっと昔から」と繭美に告白。彼女の本当の名前は“アイ”だった。

 誰にも認知されないままアイを生んだ母親は、やがて老いた祖母に娘を預けて、どこかへ消えてしまった。戸籍がなく、学校には一度も行ったことがなかったアイは、18歳の頃、遠藤ユカリ(南沢奈央さん)と知り合う。ユカリの提案で、アイは、ユカリになりすまして看護の学校に通うことになる。

 アイは「初めてでした。みんなと同じように自分の席があって。あいさつしてもらえて」と当時を振り返る。しかし、ユカリからは“席のレンタル代”として金を要求され、卒業まで払い続けることになる。そして、ユカリから「50万ちょうだい。そしたら一生あたしの席をゆずってあげる」と言われるのだった。

 その後、“ユカリ”の戸籍を使って、神野智明(毎熊克哉さん)と結婚したアイ。そんな中、ユカリが現れ、席代を払えと再び金を要求して……と展開した。

 SNSでは「由香里さんもといアイさん生い立ちが可哀想すぎる」「アイと思いながらもう一回1話目から見たいなー!」「幸の薄さの演技力の競い合いを見ているかのようだ。あっちゃんの幸の薄さはなかなかのモノを見せてました」「つらくてつらくて……みんな頑張って生きているんだから彼女たち全員に幸せになってもらいたいけど……」といったコメントが並び、盛り上がりを見せていた。

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