全領域異常解決室
第7話 すべてお話します 物語はここから始まった
11月20日(水)放送分
俳優の成田凌さん主演の連続ドラマ「転職の魔王様」(カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時)の最終話が9月25日、放送された。同話では、成田さん演じる来栖嵐が、夢をあきらめきれない転職希望者に「夢の形は変わることもある」と語るシーンが描かれ、視聴者の共感を集めた。
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額賀澪さんの同名小説(PHP研究所)が原作の“転職”爽快エンターテインメント。毒舌な敏腕キャリアアドバイザーの来栖が、求職者の仕事や生き方への悩みを辛辣(しんらつ)な言葉で一刀両断しながらも、働く自信と希望を取り戻させる姿を描く。
最終話では、来栖を訪ねて商社マン時代の同期・児玉雄一郎(小関裕太さん)が「シェパードキャリア」へやって来る。児玉はエネルギー開発事業専門商社へ転職しており、「一緒にアフリカで働こう」と来栖を誘う。会社は来栖のハンディキャップにも理解を示しているといい、一度あきらめた夢を再び追いかけられる好機を前に来栖の心は揺れ動く。
そんな中、3年前に来栖が担当した37歳の滝藤航平(駿河太郎さん)が、学生時代からの夢だった広告プランナーの職に就きたいと相談に来る。前回、滝藤は広告代理店への転職はかなわず、広告宣伝に力を入れる大手食品会社に入社。今は販促イベントの雑務を担当しているが、「可能性がゼロでないなら、夢を追い続ければいい」という来栖の言葉を忘れられず夢に挑戦しようとする滝藤に、来栖は自分の姿を重ねる。
いつもなら突っぱねるはずの、滝藤の難易度の高い転職を後押しした来栖に、違和感を覚えた千晴(小芝風花さん)。来栖が事故前、夢を追いかけて笑顔で働いていた話を児玉から聞いた千晴は、来栖の説得を頼まれる。千晴は来栖に、キャリアアドバイザーとして話を聞かせてほしいと面談を願い出る。面談で「正直迷ってる」と本音を吐露する来栖に、千晴は好きだと思える仕事をすべきだと語る。
その後、来栖と千晴は滝藤の現在の職場を見学へ。販促イベントで生き生きと働き、息子からも働く姿を「かっこいい」と言われた滝藤に、千晴は転職しない選択をもちかけ……と展開した。
同話では、なおも悩む滝藤に、来栖が「夢を諦めろとは言いません。ただ、夢の形は変わることもある」「あなたの人生、このままでもいいんじゃないですか」と語りかけ、滝藤の心を動かすのだった。SNSでは、来栖の言葉に「名言きたね」「いい後押しの言葉だ」「夢の形が変わったっていいよね」「過去に作った夢にしばられることもあるだろうから、一気に解き放たれた気持ちになるよなあ」「せりふがグサッとくる」「夢にしばられて自分の進む道を狭めるなんてもったいないよね」と共感の声が続々とあがるなど盛り上がっていた。
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