芸能事務所「スターダストプロモーション」主催のオーディション「第3回『スター☆オーディション』」の最終選考会が10月7日、東京都内で行われ、1万6397人の応募者の中から長野県出身の中学2年・佐藤来未登(さとう・らいと)さん(14)と、広島県出身で神奈川県在住の中学1年・原田花埜(はらだ・はなの)さん(13)の2人がグランプリに輝いた。
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同オーディションは、同社が創立40周年を迎えた2019年に「新たなスターの原石が本気でエンターテインメントの世界を目指すとき、初めてチャレンジするコンテスト」としてスタート。2019年、 2021年に続き、今回が3回目となる。この日は、スペシャルプレゼンターとして、俳優の北川景子さんが登場した。
佐藤さんは、2009年4月23日生まれ。身長167センチ。受賞直後のスピーチで涙を流していた佐藤さんは、「グランプリをとれるなんて思っていなくて。北川さんから(自分のエントリーナンバー)11番と言われた瞬間に『えっ』となり、鳥肌も立った。涙が出ちゃってすみません」と照れ笑いを浮かべると、北川さんは「いいんだよ」とやさしく声をかけていた。そんな佐藤さんは憧れの人を聞かれ、「山崎賢人さんを尊敬しています」と答え、「勇気、そして感動を与えられる俳優さんなので、超えられるような俳優さんになりたい。アクション映画やラブコメに出てみたいです」と夢を語っていた。
原田さんは、2010年4月4日生まれ。身長158.6センチ。原田さんは、名前を呼ばれたときクールな対応だったことについて「選ばれたときはびっくりしました。ただ泣いてしまったら、せっかくしてもらったメークが崩れちゃうと思って。もちろんうれしかったです」と明かすと、北川さんは「メークを気にして。プロですね」とたたえていた。
北川さんはグランプリ2人の印象を聞かれ、「私が2人んぐらいの年齢のときは何も考えていなかったような気がして。やりたい夢を自分の意志でしっかり持っていること自体、頼もしく感じます」と感心し「お二人ともすでに顔つきが精悍(せいかん)で。明日にでもドラマとか映画に出られそうなオーラが放たれているので、楽しみです」と期待を寄せていた。
また、先日第2子妊娠を発表した北川さんは、報道陣からの問いかけに「すごくうれしい気持ちですけど、まだ元気に生まれてきたわけではないので、ちょっとドキドキはしているといいますか。無事に生まれたら皆さんに改めてご報告させていただきたいと思います」と笑顔で対応していた。
特別賞として、愛知県出身で小学4年の稲垣爾音(いながき・にのん)さん(10歳)、兵庫県出身で中学2年の畑駿平(はた・しゅんぺい)さん(14歳)、大阪府出身で中学2年の里優愛(さと・ゆあ)さん(14歳)、福島県出身で小学5年の畠桜子(はた・さくらこ)さん(10歳)の4人が選ばれた。