Disney IMAGINATION BELT:ディズニー100周年で異彩を放つベルト型玩具 誕生の裏側

ベルト型玩具「Disney IMAGINATION BELT」(c)Disney (c)Disney/Pixar (c)MARVEL (c)& TM Lucasfilm Ltd.
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ベルト型玩具「Disney IMAGINATION BELT」(c)Disney (c)Disney/Pixar (c)MARVEL (c)& TM Lucasfilm Ltd.

 ディズニーの100周年を記念して数々の商品が発表される中、異彩を放っているのが、バンダイのベルト型玩具「Disney IMAGINATION BELT」だ。これまで数々の“なりきり玩具”を発売してきたバンダイのノウハウを詰め込んだ玩具で、6月に日本最大の玩具見本市「東京おもちゃショー2023」で発表されると、SNSなどで大きな反響を呼んだ。そもそもなぜベルトなのか? ベルトで何ができるのだろうか? バンダイの担当者に聞いた。

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 ◇最初からベルトだった

 玩具は、蒸気船ウィリーをイメージした舵輪(だりん)がデザインされ、2.8インチフルカラー液晶を搭載する。歴代ディズニー作品のキャラクターをイメージした10本の鍵型の「IMAGINATION KEY」が付属。ベルト本体にキーを差し込み、回すと、LEDが発光し、扉が開き、各キャラクターの映像が映し出される。価格は3万9600円。バンダイナムコグループの公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」で予約を受け付けている。

 そもそもなぜベルトなのだろうか? バンダイは長年にわたってベルト型玩具を発売してきたが……。

 「ディズニーさんの100周年に合わせて玩具を企画したのですが、バンダイと言えばベルトというイメージもありますし、最初からベルト型玩具として企画しました。100年に1回しかできない商品ですし、遊び心にあふれた玩具にしたかった為です。当初はミッキーマウス型のベルトなども考えていました。ただ、歴代キャラクターも登場させたかったこともあり、ミッキーマウス型ではおかしいとなりまして、100周年のアニバーサリー感を前面に押し出し、ディズニーさんの初期名作『蒸気船ウィリー』の舵輪もモチーフにした、現在のデザインとなりました。」

 付属の「IMAGINATION KEY」は、ミッキー、ミニーに加え、シンバ(ライオンキング)、スノーホワイト(白雪姫)、モアナ(モアナと伝説の海)、エルサ(アナと雪の女王)、ティアナ(プリンセスと魔法のキス)、ウッディ(トイストーリー)、グローグー(マンダロリアン)、アイアンマン(アベンジャーズ)の全10種。

 鍵にはそれぞれのキャラクターの“イマジネーションパワー”が宿っており、ベルトに鍵を挿入し、回転させることで、“イマジネーションパワー”が装てんされる。再び回転させることで“イマジネーションパワー”が解放される。各動作に合わせて、液晶にそれぞれのキャラクターの映像が映し出され、フィルム風のギアが回転するギミックも備える。

 ◇高級感、重量感も

 ベルトのデザインは、格好よさと可愛さを兼ね備えており、金色メッキやメタリック塗装によって高級感もある。“イマジネーションパワー”が解放された際の派手な映像の演出など液晶も美しい。

 「IMAGINATION KEY」はダイキャストを使用し、ずっしりとした重量感がある。強度のあるダイキャストを使用することで、プラスチックでは表現できない繊細な造形を実現した。鍵はオリジナルデザインで、各キャラクターのモチーフがデザインされ、ラインストーンもあしらわれている。比較的高価な玩具ではあるが、細部までこだわり抜いた“妥協なしの逸品”であることが分かる。

 担当者は「これまでにない新たな玩具に挑戦できた」と自信を見せる。

 「100年に1回しかできない奇跡のコラボです。今回を逃すと二度と買えません。バウンドコーデ(キャラクターをイメージしたファッション)にぜひ加えていただき、ディズニーランドに行くなどさまざまな遊びもできるはずです。ぜひ楽しんでください!」

 「Disney IMAGINATION BELT」は、10月20~22日に秋葉原UDX(東京都千代田区)のAKIBA_SQUAREで開催されるバンダイの“なりきり玩具”をテーマとしたイベント「NARIKIRI WORLD 2023」にも展示される。ぜひその目で実物を確認してほしい。

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