渋野日向子:「悔いの残らないように」 勝みなみは「トップ10目指す」 LPGA「アニカ・ドリブン・バイ・ゲインブリッジ・アット・ペリカン」事前インタビュー

LPGA女子ゴルフツアー「アニカ・ドリブン・バイ・ゲインブリッジ・アット・ペリカン」に出場する渋野日向子選手 Getty Images
1 / 4
LPGA女子ゴルフツアー「アニカ・ドリブン・バイ・ゲインブリッジ・アット・ペリカン」に出場する渋野日向子選手 Getty Images

 米フロリダのペリカンGCで行われるLPGA女子ゴルフツアー「アニカ・ドリブン・バイ・ゲインブリッジ・アット・ペリカン」が、11月10~13日に開かれる。2020年に新設されたトーナメントで、昨年の「ペリカン女子選手権」から、LPGA殿堂入りのアニカ・ソレンスタム選手の名を冠した大会名に変更した。今シーズン最後のフルフィールドイベントだ。日本勢は古江彩佳西村優菜渋野日向子勝みなみの4選手が出場する。渋野選手と勝選手にとっては来季のフルシード権獲得をかけた正念場だ。予選会を前に、4選手が現在のコンディションや意気込みを語った。

あなたにオススメ

 ◇古江彩佳選手

 ――いよいよ残り2試合、連戦も続いていますが体調はどうですか?

 体調は大丈夫ですが、まだちょっと時差ぼけはあります。

 ――きれいなコースに見えますが、どのあたりがキーポイントになりそうですか?

 タイトなフェアウェーなのでそこに注意していきたいのと、グリーンがすごく速いと思うので、芝面もありながら速さにもしっかり対応できたらなと思います。

 ――先週まで4週続いたアジアシリーズはいかがでしたか?

 暑いとこだったり寒いところだったり、いろいろなゴルフが楽しめたかなと思います。

 ――今週はアメリカ本土に帰ってきて通常通りという感じですが、どのあたりを意識してプレーしたいですか?

 残り2試合なのでしっかり攻めのプレーが出来るように。最後まで頑張りたいなと思います。

 ◇西村優菜選手

 ――今シーズンも残すところあと2試合ですが、1年を振り返っていかがですか?

 最初はQシリーズ(最終予選会)のあまり良くない順位から結構なラッキーも重なって、ほとんどの試合に出られるようになって。この2試合まで来られたというのはすごくうれしい気持ちもありますし、なんだかすごく収穫を得た充実した1年だったと思います。

 ――今週はフロリダですが、コースの印象はどうですか?

 初めてのフロリダですが、コースも経験したことのないような感じです。グリーンのアンジュレーションもすごいですし、グリーン周りもラフがほとんどなくて、落としてしまうとすごく遠くまで行ってしまう感じなので、すごく難しいなと感じています。

 ――バミューダ芝もフロリダの特徴だと思いますが、そのへんはどうですか?

 やはりグリーン周りもそうですが、フェアウェーも硬い中からアプローチしなきゃいけないのですごく難しいと思います。

 ――今週はそのへんもポイントになってくると思いますが、ご自身で意識したい部分はありますか?

 とにかくグリーンにしっかり乗せることを意識して、そういうマネジメントができればいいなと思っていて。すごく難しくて自分でも経験のないコースではあるんですが、経験値を高めながらそういうところでもしっかり、いろいろなことを勉強しながら回れたらいいなと思います。

 ◇渋野日向子選手

 ――時差ぼけのほうはどうですか?

 耐えているかなと(笑い)。暑さもまあまあだし、日に当たるとまだマシです。

 ――フロリダのこのコースは初めてだと思いますが印象はどうですか?

 ラフもなくて結構フラットだし、砲台グリーンなのですごく難しいです。グリーンも縦幅があるところもあれば無いところもありますし、変な形のところもあったり、傾斜がすごかったりというのが多いので、かなり縦距離が重要だなと思います。

 ――芝目も強い感じですがそのへんはどうですか?

 なんか、ぼそぼそしている感じで、やっぱり日本のグリーンはきれいだなと思いました。

 ――今週のフロリダはどのあたりを意識してプレーしたいですか?

 ショットだったりというのを意識してできれば良いですけど、この試合を頑張らないといけないので、しっかり悔いの残らないようにしたいです。

◇勝みなみ選手

 ――フロリダは初めてだと思いますが、このコースの印象はどうですか?

 またアジアとは違ったコースで、結構メリハリがしっかりとあるコースという印象です。外していいところとだめなところの差があるなと思ったので、コースマネジメントをしっかりしたいと思います。

 ――グリーンにも目もありますし、ラフもそこまでないので、そこのへんがキーポイントになりそうですが、どのあたりに気をつけたいですか?

 ティーショットは結構広いのでそんなに気にしないで打てると思うんですけど、やっぱり距離が長いなという印象があるので、なるべくアプローチというよりはグリーンに乗せたいですね。グリーンとフェアウェーのメリハリがあまりないので、グリーンの外からでもパターとかで寄せてしっかりパーで粘れればいいなと思います。

 ――だんだん調子も良い感じに上がってきている雰囲気ですが、ショットの感覚などはいかがですか?

 だいぶ良いです。でも良かったり悪かったりで、まだよく分からないので今週でしっかり自信をつけたいです。

 ――では今週に向けて意気込みをお願いします。

 まずは予選通過が大事だと思うのでそこを目指して。そしてトップ10を目指して頑張りたいと思います!

 ◇

 第1日(11月10日)は午前0時からWOWOWライブで、第2日(同11日)は午前0時からWOWOWプライムで、第3日(同12日)と最終日(同13日)は午前3時からWOWOWライブで生中継する。WOWOWオンデマンドでは「日本人選手専用カメラ」のライブ配信も行う。

写真を見る全 4 枚

テレビ 最新記事