良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
俳優の趣里さんがヒロインを務める2023年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(月~土曜午前8時ほか)で洋行帰りの粋な演出家、松永大星を演じている新納慎也さん。松永というキャラクターと演じる新納さんの魅力について、制作統括の福岡利武さんが語った。
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松永は、第23回(11月1日放送)で初登場して以来、強烈なキャラクターで視聴者に鮮烈な印象を残してきた。白いスーツで颯爽を現れると、英語交じりのせりふやウインク、投げキス、スーツからすっとチョコレートを出し、スズ子(趣里さん)に食べさせ、揚げ句の果てにはおでこにキスするなど、キザな振る舞いが、「クセが強すぎる」と視聴者の間でたびたび話題になっていた。
福岡さんは、新納さんについて「とても魅力的で、以前からご一緒したいなと思っていました」と明かし、「新納さんと最初に会って話した時に、『こんなに僕の魅力を引き出してくれる台本をいただいて本当にうれしいです。これ、当て書きですよね?』と聞かれたんです(笑い)」と振り返る。
「当て書きではないんですけど、本当にピッタリで。おそらく脚本の足立紳さんも想像以上にハマったなと思われているんじゃないでしょうか。新納さんにしかできない表現をしていただき、細かいところまで完璧に撮影できたという感じです」
現場での新納さんの様子について、「本当にすてきな方。現場はとても和気あいあいとした雰囲気で、新納さんは趣里さんとも楽しくお話しされています」と語る。
「新納さんご自身、『現場に来るのが楽しみすぎます』とおっしゃっていました。新納さんが明るく現場を盛り上げてくださり、とても頼りがいのある存在でした」と振り返る。
新納さんの演技について「松永として、バッチリ決まっていますよね(笑い)。爽やかで、スズ子が惚れてしまうだろうという感じを見事に表現していただきました。松永は新納さんなのではないかと思うぐらい、自然でかっこよくて。はじけきっていますがリアルさもあり、完璧でした」とたたえた。
「ブギウギ」第7週(11月13~17日)では松永がスズ子を梅丸のライバルである日宝に一緒に移籍しないかと誘い、突然の引き抜き話に戸惑うスズ子に、羽鳥善一(草なぎ剛さん)は大反対。大騒動に発展した。スズ子と袂を分かってからは出番は少なくなるだろうが、新納さん演じる松永が今作に爪痕を残したのは確かなようだ。
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