海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
趣里さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(月~土曜午前8時ほか)の第37回が11月21日に放送され、スズ子(趣里さん)の弟・六郎を演じる黒崎煌代さんの演技に、視聴者から「新人俳優とは思えない」「ものすごい逸材」と驚きの声が上がっている。
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第37回では、六郎の出征の日が迫り、頭を丸めた六郎は病床のツヤ(水川あさみさん)の元を訪れる。六郎は坊主頭を布団にグリグリと押しつけ、恥ずかしそうな様子だ。ツヤは「よう似合うてるで」と笑顔で六郎の頭をなでた。
六郎は「はな湯」の常連客の前で“戦争ごっこ”をして遊んでいた。普段ならば笑顔で見守っていたはずの梅吉は、ツヤの病状について医者から聞いたばかりで、そんな気分になれず、はしゃぐ六郎を大声で怒鳴りつけてしまう。梅吉が謝罪すると、六郎は「もう一生お父ちゃんと口聞かんとこ思った。大きい声好かんねん。もうやめてな」と返した。
出征前日の夜、六郎は床に伏すツヤの横に寝転び、子供のように甘えた。六郎はツヤに「長生きせなあかんで。ワイ敵をぎょうさんやっつけて、勲章ぎょうさんもろてくるで。そしたら、お母ちゃんの病気なんてすぐ治るわ」と語りかける。ツヤは「いつの間にか頼もしなったな」と六郎の頬にいとおしそうに触れる。そして「あんたが帰って来るの、首なご~うして待ってるからな」と言うと、六郎は「首伸ばすんか?」と返す。ツヤは「空まで伸ばしてるわ」と言い、六郎を抱きしめた。
そして迎えた出征の日。梅吉の背広を着た六郎は「ほな、花田六郎、行きます!」と敬礼。声を殺して泣く梅吉を抱きしめ、笑顔で旅立っていった。
黒崎さんは2002年生まれ、兵庫県出身の21歳。2022年の役者オーディション「レプロエンタテインメント30周年企画『主役オーディション』」で全くの素人にもかかわらず約5000人の応募者の中から合格し、芸能界入り。「ブギウギ」が俳優デビュー作となる。
そんな黒崎さんの圧巻の演技に、SNSでは「上手というか、六郎として生きてるようにしか見えなくてすごい」「天才俳優が世に見つかるのを一緒に見届けている感がある」「繊細な目の演技がほんと素晴らしい」「将来、菅田将暉みたいな役者になるんやないか? って思った」「松ケン(松山ケンイチさん)、柳楽くん(柳楽優弥さん)以来の衝撃だわ」など、称賛の声が続々と上がっていた。
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