海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
趣里さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(月~土曜午前8時ほか)の第47回が12月5日に放送され、スズ子(趣里さん)を支える小夜(富田望生さん)の姿に、視聴者が反応した。
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第47回では、六郎(黒崎煌代さん)の戦死の知らせを受けたスズ子。突然の出来事に、スズ子と梅吉(柳葉敏郎さん)は現実を全く受け入れられず一晩を過ごす。
翌朝、チズ(ふせえりさん)が心配する中、スズ子は楽団の事務所へ向かう。事務所に先回りしていた小夜(富田望生さん)は、楽団員たちに事情を説明し、スズ子はしばらく休むだろうと伝える。
するとそこに、スズ子が「おはようございます!」と何事もなかったようにやって来る。気丈に振る舞うスズ子に、小夜は「頼むがら、休んでてくんちぇ」と伝える。スズ子は、自分に気を遣う楽団員たちの空気を察し、事務所を後にした。
そんなスズ子を追いかけ、事務所を飛び出した小夜。スズ子は「じっとしてたら気がおかしなりそうやねん」と吐露し、「ラッパと娘」を歌うが、いつものようには歌えない。ステップを踏んでも足が思うように動かず、「うまく動かへん。何やねんこれ。何でちゃんと動かへんねん! しっかりせえ! 何してんねん!」と声を荒らげ、その場に崩れ落ちた。小夜は取り乱すスズ子の体を支え、「もうやめでください!」と制止した。
スズ子は、気を抜くと六郎のことが頭に浮かんでると明かし、「どんな気持ちで死んでいったんやろ。怖かったやろなぁ。寂しかったやろなぁ。かわいそうやったなぁ」と六郎の死を悼んだ。小夜はそんなスズ子に寄り添い、「今は無理しなくていいがら。オレがそばにいるがら……何でも言ってくんちぇ」と抱きしめるのだった。
悲しみに打ちひしがれるスズ子を支えようとする小夜の姿に、SNSでは「内に秘めたスズ子の苦しみを吐き出させた小夜、グッジョブ」「愚直に寄り添ってくれる小夜ちゃんのような存在が救いになるのかもしれんな」「そばに小夜ちゃんがいてくれて良かった」「富田望生さんの確かな演技力に託された大きな役だ」といった声が上がっていた。
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