海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
趣里さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(月~土曜午前8時ほか)の第50回が12月8日に放送された。同回には、スズ子(趣里さん)と梅吉(柳葉敏郎さん)がおでん屋で語り合う場面があり、梅吉の言葉に視聴者が反応した。
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第50回では、羽鳥善一(草なぎ剛さん)が企画した、茨田りつ子(菊地凛子さん)と福来スズ子の合同コンサートが大盛況のうちに幕を閉じる。コンサートの帰り道、スズ子は、梅吉が伝蔵(坂田聡さん)のおでん屋台で飲んでいるのを見かける。スズ子は梅吉の隣に座って、親子水入らずで語り合う。
ツヤ(水川あさみさん)が亡くなってからスズ子と東京で暮らし始めるも、仕事もせず飲んだくれた日々を過ごしていた梅吉。六郎(黒崎煌代さん)の戦死を受け入れられず、故郷の香川に帰りたいと言い出していた。
梅吉は、コンサートでスズ子が歌う「大空の弟」を聴いて感動。「六郎の歌、あれええな。涙止まらんやった。お前の歌聴いてたら正直なってまう。ごまかされへん。六郎は死んだんやな」と、六郎の死を受け入れた。
梅吉はスズ子に「ワシ、決めたで。やっぱり香川に行くわ。お前とおったら、いつまでも甘えてまう。情けないお父ちゃんのままや」と語りかける。スズ子は「それでええよ」と言うが、梅吉は「あかん」と返答。六郎やツヤのためにも頑張りたいといい、「お前が歌うてくれてたら、ワシはもう寂しない。どこにおってもな」と話した。
スズ子が「飲んべえで、働きもせんと、情けのうて、だらしのうて、何の役にも立たんお父ちゃんでも、おらんようになったら寂しい。何でやろ?」とつぶやくと、梅吉は「決まってるやろ。親子やからや」と笑顔を向けた。梅吉がスズ子の手を握り、「ワシはお前が娘でほんま良かった」と言うと、スズ子も「ワテもや。お父ちゃんがお父ちゃんでほんまに良かった」と返答。梅吉はスズ子の涙をぬぐい、肩を抱いた。
第48回(12月6日放送)で、香川で一からやり直したいと語る梅吉に、スズ子は思わず「ほんまの娘やないからか」と言い放ってしまう。この場面でのスズ子の言葉に答えるかのような梅吉の「親子やからや」に、SNSでは「スズちゃんが投げつけた『ほんまの娘やないからか』へのアンサー」「血のつながりではなく心でつながる父娘」「スズ子が一番聞きたかった言葉」「ギクシャクしたもやのようなものがぱっと晴れた気がする。お父ちゃん、よくぞ言ってくれた」など、感動の声が上がっていた。
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