終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―
最終幕 隠蔽を許さない…遺品整理人、最後の戦い
12月22日(月)放送分
趣里さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(月~土曜午前8時ほか)の第59回が12月21日に放送された。同回の終盤では、愛助(水上恒司さん)の母で「村山興業」社長の村山トミ(小雪さん)が本格登場した。
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第59回では、長野に巡業に来たスズ子(趣里さん)たちのもとに、スズ子のファンだという女性・ナツ(香月ハルさん)が男の子を連れてやってくる。その男の子は、五木のことを「お父ちゃん!」と呼び、親しげな様子を見せた。スズ子は五木にナツとのなれ初めを聞き、五木の覚悟を知る。スズ子は五木にボーナスを支払うと申し出るが、五木はそれを拒否。しかし公演後、五木はスズ子宛ての手紙を残し、楽団の金を持ったまま、ナツと男の子と共に失踪してしまった。
帰京後、スズ子は愛助に、五木が失踪してしまったことを話す。すると愛助は、幼い頃に面倒を見てくれていた山下達夫(近藤芳正さん)をマネジャーとして紹介したいと申し出る。山下は村山興業でもかなりやり手だった人物で、東京支社長の坂口(黒田有さん)の元上司だったという。
山下はスズ子たちに自己紹介すると、「自分でも言うのもなんですけど、ワシは顔は広いでっせ」「全力で福来さんの面倒見させてもらいます」と意気込んだ。一方で、「問題は社長やな。ワシとボンが近付いたとなれば、ええ顔しまへんやろ。まして福来さんが絡んでたら」と不安を口にした。
そんな折、トミが坂口のもとにやって来る。「社長!」と声を掛けた坂口を一瞥するトミ。「まさか山下さんまでが出てくるやなんて……」と慌てた様子の坂口に、トミは「愛助を呼びなはれ。ワテがじかに話します」と告げた場面で同回は幕を閉じた。
小雪さんの迫力ある演技に、SNSでは「貫禄の登場。すごい威圧感!」「ラスボスの風格」「スズ子、前に立たれただけで瞬殺されそう」「一瞥の迫力がすごい」「ママの存在感! 見てて体が硬直した~」「明日どうなるか不安」といった声が上がっていた。
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