海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
俳優の吉高由里子さん主演の2024年NHK大河ドラマ「光る君へ」(総合、日曜午後8時ほか)の第1回「約束の月」が、1月7日に15分拡大で放送され、平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)は世帯12.7%、個人7.5%を記録した。
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同時間帯は、1月1日から変更となった人気番組「芸能人格付けチェック!2024お正月スペシャル」(ABCテレビ・テレビ朝日系)などの放送もあり、1963年以降の大河ドラマの初回では、ワースト1位だった1989年の「春日局」の世帯14.3%を下回った。
「光る君へ」は63作目の大河ドラマ。平安時代中期の貴族社会が舞台で、のちに世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部(まひろ)が主人公となる。脚本を、2006年の「功名が辻」以来、2度目の大河ドラマ執筆となる大石静さんが手掛け、きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生を映し出す。
第1回では、いきなり主人公・まひろ(のちの紫式部、落井実結子ちゃん)を悲劇が襲った。
京に生を受けた少女・まひろ。父・藤原為時(岸谷五朗さん)の政治的な立場は低く、母・ちやは(国仲涼子さん)とつつましい暮らしをしている。ある日まひろは、三郎(のちの藤原道長、木村皐誠さん)という少年と出会い、互いに素性を隠しながらも打ち解けあい、再び会う約束を交わす。
終盤、道長の次兄・藤原道兼(玉置玲央さん)は、自身の横暴さを指摘されたことで、三郎に八つ当たり。さらに、その様子を母の時姫(三石琴乃さん)にとがめられたことで、怒りの行き場を失う。
その後、道兼が馬を駆りどこかへ向かっているところに、運悪くまひろが遭遇。落馬してしまった道兼は、当然のようにまひろを足蹴にするが、そこへまひろの母・ちやはが割って入る。
一度は怒りを収めようとした道兼だったが、従者から「道兼様を黙らせるとは、肝の座ったおなごでございます」と言われたことで、再び導火線に火が付き、刀を手に取ると、後ろからちやはをブスリと一刺し。ちやはは帰らぬ人となってしまった。
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