全領域異常解決室
第7話 すべてお話します 物語はここから始まった
11月20日(水)放送分
趣里さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(月~土曜午前8時ほか)の第16週「ワテはワテだす」(第72~76回)が1月15~19日に放送された。同週の放送をSNSで盛り上がったコメントなどで振り返る。
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「ブギウギ」は、「東京ブギウギ」や「買物ブギー」などの名曲を歌った戦後の大スター、笠置シヅ子(1914~85年)が主人公のモデルとなる。激動の時代、ひたむきに歌と踊りに向き合い続けた歌手の波瀾(はらん)万丈の物語。原作はなく、登場人物名や団体名などは一部改称し、フィクションとして描く。
第72回は、小夜(富田望生さん)が付き人をやめると言って姿を消してから3カ月。愛助(水上恒司さん)は大学を卒業し、村山興業で働き始める。そんなある日、スズ子(趣里さん)のもとにマネジャーの山下(近藤芳正さん)がやってきて、喜劇王・タナケンこと棚橋健二(生瀬勝久さん)が、自身が演出主演する舞台の共演女優を探していて、スズ子に会いたいと言っているという。初めは女優は畑違いだと断るスズ子だったが、山下に説得され、タナケンに会うことになる。
後日、スズ子と山下は稽古(けいこ)場を訪れる。約束の時間から2時間遅れでようやく現れたタナケンは、スズ子のことをただじっと見つめるだけで何も話さない。気まずい空気を埋めるようにしゃべり続けるスズ子に、タナケンは「よくしゃべるね」と一言。続けて「私はあなたを好き好んで呼んだわけではない」と告げた。
タナケンの強烈なキャラクターに、SNSでは「クセ強っ!」「得体(えたい)の知れなさを見事演じておられて感心しました!」「威圧感半端なかった」「存在感だけで確実にわしづかみにしてくるのすごかった」といった声が上がった。
第73回は、タナケンとの共演に気が乗らないスズ子だったが、愛助はその話を聞いて興奮し、スズ子を応援するという。ある日、秋山(伊原六花さん)が大阪からやって来る。
東京にやってきた秋山と久しぶりに再会したスズ子が、USK(梅丸少女歌劇団)のメンバーらの近況を聞くシーンがあり、SNSでは「秋山ちゃぁぁぁん! 他のみんなも無事で良かった」「相変わらずかわいいねえ。クセが強い人ばかり見てきたから、なんだか秋山の清涼感がまぶしいよ」といった声が上がった。
また、秋山と別れた瞬間、小夜の姿を見かけたスズ子。数日後、舞台の稽古(けいこ)帰りに、スズ子は米兵のサム(ジャック・ケネディさん)と腕を組んで歩く小夜とすれ違う。事情を尋ねると、小夜は工場に住み込みで働いているといい、「サムはオレの……恋人だ」と告げた。SNSでは「小夜ちゃん、遊ばれてない? 大丈夫?」「サム頼むでサム。小夜ちゃんを泣かさんといてな」「これからどうなっていくのか心配」といった声が上がった。
第74回は、スズ子は、不安を抱えたままタナケンとの舞台稽古を続けていた。そんなある日、スズ子の家に小夜が泣きながら訪ねてくる。小夜は恋人のアメリカ兵のサムに捨てられたのだという。それを聞いたスズ子は、サムを捜しに、家を飛び出していく。
サムの姿を見つけたスズ子は「はなからウチの小夜ちゃん捨てる気ぃやったんか!」とつかみかかった。しかし、サムは英語で「誤解だ」と弁明し、小夜に「私と結婚してください」とカタコトの日本語でプロポーズ。驚きのあまり固まる小夜をよそに、スズ子は「結婚やなんてそんな……認められるはずないやろ!」と言い、小夜を引きずって家へと帰った。その後、愛助にスズ子が「小夜ちゃん取られんの悔しい」と本音を吐露すると、愛助は「2人のこと、もういっぺん考え直してあげたらどうや」と優しく語りかけた。
そんなスズ子に、スズ子の東京行きを声を荒らげて反対したツヤ(水川あさみさん)の姿を重ねる視聴者が続出。SNSでは「今日のスズ子はあのときのツヤと同じだったな」「やっぱり親子」「大切で可愛い小夜ちゃんを誰にも渡したくないってツヤさんと同じやん」「小夜ちゃん取られるの悔しいっていうの、ツヤさんの感情に近いものを感じる」といった声が上がった。
第75回は、愛助が、小夜と恋人のサムを連れて帰ってくる。小夜は、サムと結婚してアメリカに行くつもりだという。小夜は「どこで何してたってオレはオレだって」「これからはオレの人生だ。ワクワクしてます」と笑顔を見せた。
SNSでは「小夜ちゃんの決心に泣ける……サムがいい人で良かった!」「結婚おめでとう~幸せになってね!」と祝福の声が上がった。
一方、芝居の稽古では、スズ子は相変わらずどうしていいのか分からないままでいた。スズ子は羽鳥善一(草なぎ剛さん)にも芝居の相談をする。そして、スズ子はある決意を固める。その後の稽古で、スズ子は自分らしさが出せる大阪弁で芝居を披露。共演する劇団員からは「おかしい」と批判されるが、スズ子は「ワテはワテだす。ワテらしくやらな」と反論する。その様子を見ていたタナケンは「面白いね」とスズ子の芝居を受け入れた。
スズ子が「舞台本番もこのままでいきまっけどホンマに大丈夫でっか?」と尋ねるとタナケンは「僕を誰だと思ってるんだい。喜劇王・タナケンだよ。幕が上がりゃ舞台は役者のものだ。玄人も素人も関係ない。好きにやりゃあいい。何をやっても僕が全部受けてあげるよ」と言い切った。タナケンの言葉に、SNSでは「喜劇王の風格」「なんというプロの言葉だろう」「喜劇王たるゆえんはこういう柔軟さと笑いに対して貪欲なところにあるんだろうね」「一瞬で惚(ほ)れた」といった声が上がっていた。
第76回は、喜劇「舞台よ!踊れ!」の幕が上がる。タナケンにすべてを受け止めると言われた通り、スズ子は大阪弁で芝居に挑む。そして、羽鳥善一の新曲「コペカチータ」も見事に歌い上げる。舞台は大好評で、タナケン・スズ子のコンビは話題となった。
数日後、スズ子は愛助と共に小夜とサムに会いに行く。小夜はスズ子に抱きつき、涙を流しながら「スズ子さん、長い間、本当にお世話になりました」と感謝を伝える。するとスズ子は、四つ葉のクローバーを取り出し、小夜に「幸せに!」と手渡した。小夜は「グッドラック!」と、笑顔で別れを告げた。SNSでは「小夜ちゃんにこんなに泣かされる日が来るとは」「小夜ちゃんとスズちゃんは間違いなく家族だった」「家族愛にあふれていて感動」といった声が上がった。
そんなある日、トミ(小雪さん)から伝言があると、社長秘書室長の矢崎(三浦誠己さん)が東京へやってきて、スズ子と愛助に「そろそろ結婚を考えてはどうか」と伝える。
続けて、矢崎は「つきましては、福来さんに歌手をやめていただきたい」と言う。スズ子に選択を迫るトミに、SNSでは「相変わらずこええええええ」「結婚か? 歌か? 究極の選択」「スズ子、愛助さん離れたらアカンでー」といった声が上がった。
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