1週間のアニメのニュースをまとめて紹介する「アニメ1週間」。2月4～10日は、「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」のデスティニーガンダムSpecIIのフィギュアが“即完売”したニュースや「DESIGNS 永野護デザイン展」がスタートした話題などが注目された。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　4日、活動休止中の人気ユニット「AAA」（トリプル・エー）のメンバーで、「Nissy」名義でソロ活動をする西島隆弘さんと、「SKY-HI」名義で活動する日高光啓さんが、劇場版アニメ「劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-」の主題歌「Stormy」を担当することが分かった。

　5日、吾峠呼世晴（ごとうげ・こよはる）さんの人気マンガが原作のアニメ「鬼滅の刃」の劇場上映企画「ワールドツアー上映『鬼滅の刃』絆の奇跡、そして柱稽古へ」が2月2日の公開され、3日間で興行収入が約6億4300万円を記録したことが分かった。観客動員数は約44万1000人を記録するなど好スタートを切った。

　5日、新潮社のマンガサイト「くらげバンチ」で連載中の空えぐみさんのマンガが原作のテレビアニメ「沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる」のメインキャストが発表され、大塚剛央さん、鬼頭明里さん、ファイルーズあいさんが出演することが分かった。大塚さんは沖縄に転校した主人公・中村照秋、鬼頭さんは沖縄の方言“うちなーぐち”を話す喜屋武飛夏、ファイルーズさんは“うちなーぐち”を通訳して照秋を助けてくれる比嘉夏菜をそれぞれ演じる。沖縄で人気の“ご当地VTuber”の根間ういがアニメのPR大使に就任することも発表された。

　6日、人気アニメ「ガンダム」シリーズの劇場版「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」（富野由悠季総監督）が、長編商業アニメの映画祭「第2回新潟国際アニメーション映画祭」で3月16日、新潟市民プラザ（新潟市中央区）で上映され、富野監督、メカニックデザイナーの出渕裕さんがトークショーに登場することが分かった。

　7日、「まんがタイムきららMAX」（芳文社）で連載中のはまじあきさんの4コママンガが原作のテレビアニメ「ぼっち・ざ・ろっく！」の劇中バンド「結束バンド」が、野外音楽フェス「JAPAN JAM 2024」に登場することが分かった。「結束バンド」が野外音楽フェスに出演するのは初めて。同フェスは4月28日～5月5日に千葉市蘇我スポーツ公園（千葉市中央区）で開催され、「結束バンド」は5月4日に登場する。

　8日、新幹線がロボットに変形するアニメ「シンカリオン」シリーズの新作テレビアニメ「シンカリオン チェンジ ザ ワールド」が、テレビ東京系で4月から放送されることが分かった。メインキャストも発表され、声優の石橋陽彩さん、小野賢章さん、土屋神葉さんが、メインキャラクターとなる3人の中学2年生男子を演じることが分かった。石橋さんが鉄道が好きな主人公・大成タイセイ、小野さんがスポーツエリート一家の次男・フォールデン アカネ、土屋さんが鉄道部所属のムードメーカーの九頭竜リョータをそれぞれ演じる。

　8日、人気ライトノベル「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか（ダンまち）」で知られる大森藤ノさんが原作を手がけるファンタジーマンガ「杖と剣のウィストリア」がテレビアニメ化され、7月からTBS系全国28局ネットで放送されることが分かった。

　9日、人気アニメ「機動戦士ガンダムSEED」シリーズの完全新作劇場版「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」が、8日付けで興行収入が約21億2000万円を記録したことが分かった。観客動員数は約132万人を記録するなど大ヒットしている。「ガンダム」シリーズの劇場版の最高興行収入は、1982年公開の「機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編」の約23億円で、記録更新も視野に入った。

　9日、「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」に登場するデスティニーガンダムSpecIIのフィギュア「METAL ROBOT魂 ＜SIDE MS＞ デスティニーガンダムSpecII」（バンダイスピリッツ）がバンダイナムコグループの公式ショッピングサイト「プレミアムバンダイ」で予約をスタートした。同フィギュアは“即完売”し、2次予約を受け付けることが発表された。

　9日、CBCテレビが、4月に日曜午後11時半の全国ネットのレギュラーアニメ枠「アガルアニメ」を新設することが分かった。CBCテレビ・TBS系28局の全国ネットのアニメ枠で、CBCテレビが全国ネットのレギュラーアニメ枠を新設するのは、2001年10月～2003年9月に放送された同局製作のテレビアニメ「星のカービィ」以来、約21年ぶりとなる。

　10日、ウェブサイト「ニコニコ静画」やSNSで人気を集めるラブコメディーマンガ「ニートくノ一となぜか同棲はじめました」がテレビアニメ化されることが分かった。メインキャストも発表され、矢野妃菜喜さんが、ゲームオタクでニートの天才くノ一・出浦白津莉（いでうら・しづり）、石毛翔弥さんが白津莉と同棲（どうせい）することになる平凡なサラリーマン・安海政（あつみ・つかさ）を演じることが分かった。千葉繁さんがナレーションを担当する。

　10日、マンガ「ファイブスター物語」（KADOKAWA）などで知られる永野護さんの初の大型展覧会「DESIGNS 永野護デザイン展」が、EJアニメミュージアム（埼玉県所沢市）でスタートする。商業作デビュー前の作品や「重戦機エルガイム」「機動戦士Zガンダム」「ブレンパワード」「シェルブリット」「ファイブスター物語」「花の詩女 ゴティックメード」などこれまでの制作物の原画やイラスト、設定画、ラフスケッチなど約340点を厳選して展示する。3月24日まで。