集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ＋（プラス）」の編集部は、新たなマンガ賞「キミの強みだけ審査！ 一点評価漫画賞」を創設し、2月15日に作品募集を開始した。作品に突出した長所が一つでもあれば、他の要素が不足していても受賞の可能性が高まるのが特徴のマンガ賞で、「画力」「企画力」「ストーリー」「演出力」「キャラクター」「オリジナリティ」の6部門で作品を募集する。細野修平編集長が審査し、それぞれの部門で大賞を3本以上選出する。

あなたにオススメ

“あの頃”のジャンプ：実写ドラマ化も話題「ウイングマン」　1983年を振り返る

　同マンガ賞では、応募者の“強み”を評価する。例えば、「画力やストーリー構成には課題があるが、キャラクターに唯一無二の魅力がある」という作品はキャラクター部門、「企画力やオリジナリティーは不足しているものの、読者の心を震わす演出がある」という作品は演出力部門で受賞の可能性が高まるという。

　各部門の大賞のほか、「少年ジャンプ＋」での掲載を確約する特別掲載賞を1本以上選出する。賞金は、各部門の大賞が5万円、特別掲載賞は20万円。マンガ投稿・公開サービス「ジャンプルーキー！」のほか、ウェブ投稿フォーム、郵送で応募できる。

　応募締め切りは5月15日。7月下旬～8月上旬に結果が発表される。