ブギウギ:「この世は義理と人情や」 “犯人”小田島を雇うスズ子に亡き母・ツヤを思い出す? 視聴者「精神受け継いでる」「やっぱり母娘」

NHK連続テレビ小説「ブギウギ」第118回の一場面 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「ブギウギ」第118回の一場面 (C)NHK

 趣里さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第118回が3月19日に放送された。同回では、スズ子(趣里さん)が「義理と人情」を貫く場面があり、視聴者の注目を集めた。

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 第118回では、スズ子のもとに、愛子(このかちゃん)の誘拐未遂事件を犯した小田島(水澤紳吾さん)が、息子の一(井上一輝君)を連れて訪ねてくる。小田島は、改めて自身の過ちをスズ子に謝罪。逮捕後は親戚からの紹介で、富山県で庭師の見習いをしていたが、一の希望などもあり、東京で仕事を探すことになったと明かした。

 一は愛子に初めてできた友達で、事件後に一が引っ越してしまった際には、愛子はひどく落ち込んでしまった。スズ子は、愛子の寝顔を眺めながらその時のことを思い出し、小田島を家事手伝いとして雇うことにするのだった。

 しかし、マネジャーのタケシ(三浦りょう太さん)は小田島を雇うことに大反対で、「あいつは極悪人ですよ!」と忠告。そんなタケシに、スズ子は「この世は義理と人情や」「これも何かの縁や」と言い聞かせる。タケシは「あいつに義理立てすることは何もないでしょ!」と反論するが、スズ子は「何もないからこそ義理立てするんや。なんぞええことあるかもしれへんやろ?」と言い聞かせた。

 スズ子が大切にする「義理と人情」とは、亡き母・ツヤ(水川あさみさん)から受け継いだポリシー。第2話(2023年10月3日放送)で、スズ子の実家が営む銭湯「はな湯」の常連客・アホのおっちゃん(岡部たかしさん)をいつもタダで風呂に入れていることが気になった鈴子(澤井梨丘さん)が、その理由をツヤに尋ねる場面があった。

 ツヤは、はな湯の開店初日を回顧。なかなか客が入らず、金を持たずにやって来たアホのおっちゃんを験担ぎで無料で入浴させると、お風呂から上がったアホのおっちゃんは、お礼として銭湯の電気看板を作ってくれた。ツヤは「おっちゃんは恩人や。義理があんねん。義理を返すのが人情や」と幼い鈴子に説いたのだった。

 SNSでは「スズちゃんは『義理と人情』をしっかり継承中なんやね」「ツヤさんの精神受け継いでる」「ツヤさんからつながる思いにうれしくなる」「やっぱり母娘だね」「スズ子はやっぱりお母ちゃんみたいになりたいんだなあ」といった声が上がっていた。

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