江口のりこ:双子の姉が米国で子育て中 「同い年で顔も似てるのに生活が全然ちがう」 家賃2万6000円、風呂無しの時代を経験 「徹子の部屋」で

「徹子の部屋」に出演した江口のりこさん=テレビ朝日提供
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「徹子の部屋」に出演した江口のりこさん=テレビ朝日提供

 俳優の江口のりこさん(43)が、3月21日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。米国在住で子育て中の双子の姉の話や、家賃2万6000円の風呂なし時代について話した。

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 3年ぶり、2回目の出演となった江口さん。トークは苦手だという。徹子さんから「どうしてまた出てくださったの?」と聞かれると「それはもう徹子さんにお会いしたくてです。またここに来られるだなんて思ってもなかったので、仕事頑張ってきたご褒美だな、と勝手に思っています」と話した。

 兵庫県出身の江口さんは中学卒業後、進学せず、アルバイト生活を送っていた。劇団「劇団東京乾電池」に合格し、19歳で上京すると、家賃2万6000円の風呂無しの部屋に住んだ。「お風呂もついていなかったですし、トイレは共同で。女性専用のアパートだったんです」と明かした。

 銭湯に通っていたが「(湯銭が)400円くらいする。400円あったら、あったかくて美味しいもの食べられるので、あんまり銭湯に行かなかった。ほとんどお風呂に入っていなかったです。風呂なし(の部屋)は4年ぐらい住みました」と告白。憧れの「風呂に毎日入る生活
」がかなったのは、27歳頃だったという。

 5人きょうだいの4番目である江口さん。米国に住む双子の姉は8歳、4歳の子供2人のママで、コロナ禍が明けてから訪ねて行き、居候した。その際を振り返り「『みんなでご飯食べにいこう~!』というときに、子どもたち2人がケンカして、出かける前に絶対、事件が起きる。私は英語もしゃべれないですから、ただじーっと立ち尽くしていて、めちゃくちゃ邪魔になっていると思いながら、なにもできない自分が情けないなと思って……」と話す。

 そんな姉の生活を見て感じたことがあった。

 「お姉ちゃんの“自分の時間”というものがないんです。でも私は、100%“自分の時間”しかないっていうぐらい全部自由なので。同い年で、顔も似てるのに、生活というものが全然違うな、と思って。お姉ちゃんすごいなと思いました」

 そんなふうに、皆でワイワイガヤガヤと暮らすことは「めちゃめちゃ楽しかった」という。「これが本来の人間の生き方なんじゃないかって思ってしまいました。人間と一緒に暮らすというのは、すっごくいいなと思いました」と語っていた。

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