俳優の山崎賢人さんが6月13日、東京都内で行われた主演映画「キングダム 大将軍の帰還」(佐藤信介監督、7月12日公開)ワールドプレミアの舞台あいさつに登場。山崎さんは「やっと皆さんに見てもらえると思うとワクワクしています」とあいさつし、「キングダムの集大成というものすごい映画になっています。ぜひ楽しんで見ていてもらえたらうれしい」と作品への手応えを語った。
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山崎さんは、シリーズ4作で演じてきた信について、「夢に向かって、とにかくエネルギッシュに真っすぐ進んできた人物。その信の真っすぐさに自分自身が影響を受け、自分もこうであったらいいなとか、見てくださった人にもそういう気持ちになってもらえたらいいだろうなとか思いながら、せりふも言ってきた。自分自身が信からたくさんパワーをもらった」としみじみ振り返った。
エイ政として王宮でのシーンを中心に演じている吉沢亮さんは、「(山崎さんらが演じている)戦場シーンはとんでもなく熱いことになっていてすごい。僕は王座に座っているだけだったので(笑い)」とユーモア交じりにコメント。続けて、「試写で見させてもらったら皆さんのパワーがすごすぎて。カッコよすぎて泣きました」とアクションの熱量に感激したことを明かした。
舞台あいさつ終盤、山崎さんは「信と共に成長してきたと思うし、みんなで思い描いた夢が4作目まで続いているのがうれしい」といい、「『キングダム』はみんなの思いを背負ってどんどん強くなっていく、力がついていくというメッセージがあると思う。スタッフ、キャストみんなで頑張ってきた時間もそうだし、見ていただいた皆さんが一緒になって熱くなってくれることで『キングダム』をどんどんデカくしてもらえたと思う。『大将軍の帰還』も面白いので、どんどん盛り上げていってもらえたら」と呼びかけた。
舞台あいさつには山崎さん、吉沢さんのほか、大沢たかおさん、清野菜名さん、新木優子さん、岡山天音さん、三浦貴大さん、要潤さん、高島政宏さん、山田裕貴さん、佐藤浩市さん、玉木宏さんも出席した。
「キングダム」は、原泰久さんの歴史マンガで、「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で2006年から連載中。中国の春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍を目指す信や、後に「秦の始皇帝」となる秦王・エイ政たちの活躍を描く。既刊72巻のコミックスの累計発行部数は、集英社青年マンガ史上初となる1億部を突破。実写映画は3作公開され、シリーズ累計動員数は1000万人を超えている。
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