ブラックペアン シーズン2:主題歌は前作に続き小田和正が担当 コーラスに松たか子、和田唱が参加 新ポスターも解禁

「ブラックペアン シーズン2」で主演する二宮和也さん (C)TBS
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「ブラックペアン シーズン2」で主演する二宮和也さん (C)TBS

 二宮和也さんの主演で6年ぶりに7月期のTBS「日曜劇場」枠(日曜午後9時)で復活する医療サスペンスドラマ「ブラックペアン シーズン2」の主題歌を、前作と同じく小田和正さんが担当することが6月17日、明らかになった。また初回の放送日が7月7日に決まり、前作の世界観を踏襲したポスタービジュアルも公開された。

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 シーズン1で、二宮さんは“オペ室の悪魔”と呼ばれた天才外科医・渡海征司郎を演じたが、シーズン2では、心臓冠動脈バイパス術の世界的大家で、“ディアブル(悪魔)”と呼ばれるほどの金の亡者という天城雪彦を演じる。

 シーズン2は、渡海が東城大を去って6年。一人前の外科医として歩み始めた世良雅志(竹内涼真さん)、病院長になり新たな計画をもくろむ佐伯清剛(内野聖陽さん)、そして世界的天才外科医の天城がもたらすのは、吉か凶か。医療という名の欲望がうごめくメディカルエンターテインメント。

 二宮さんの41歳の誕生日である6月17日、主演ドラマの新情報が続々と解禁された。

 主題歌は、小田さんが今作のために書き下ろした新曲「その先にあるもの」が採用される。シーズン1の主題歌「この道を」も小田さんが手がけており、6年の月日を経て、再び「ブラックペアン」とタッグを組む。

 小田さんは昨年、国内アーティスト史上最年長となる75歳11カ月でアリーナツアーを完走し、45万人を動員するなど、今もなお、その歌声で多くのファンを魅了している。主題歌「その先にあるもの」のテーマは「生きて行くことは 明日に向かうこと」と語り、大サビの力強い歌声と歌詞にその強いメッセージが込められている。コーラスには松たか子さんと、上野樹里さんの夫で「トライセラトップス」の和田唱さんが参加。2人は過去にも小田さんの作品にコーラス参加した経験がある。

 小田さんは「今風の曲をと言われなかったのでホッとしましたが書き始めると曲の明るさやテンポなど迷うことはたくさんありました。創作中ほど、言うべきことはこれと思いついて『生きて行くことは 明日へ向かうこと』と歌いました。ドラマのテーマと少しでも重なってくれればと思っています。どんな展開になるのか、楽しみにしています」とコメントしている。

 伊與田英徳プロ―デューサーは「シーズン1の『ブラックペアン』のエンディングで小田さんの主題歌が流れていたのですが、曲が二宮さん演じる渡海の心情に寄り添っていて、毎回ジーンと感動していました。そして今回のシーズン2では、主演の二宮さんは、シーズン1とは別人の天城を演じます。そんなこともあり、主題歌をどなたにお願いしたらいいのかとなったのですが、迷わず小田さんにお願いしたいと思い、思い切ってオファーしました。出来上がった曲は、天城にぴったりで、今からドラマでの共演がとても楽しみです。ちなみに、私はこの新しい曲を毎日口ずさんでいます」と話している。

 さらに、公開されたポスタービジュアルには、前作からの続投キャストである二宮さん、竹内さん、葵わかなさん、小泉孝太郎さん、内野さんが登場。前作のポスタービジュアルの世界観とドラマの印象的なモチーフである手形を踏襲し、前作とは異なる主人公・天城を演じる二宮さんを中心に、豪華キャストが集結した重厚感のあるビジュアルになっている。5人の背後にある手形は、今作のために新たに撮り直した二宮さんの手形を使用。さらに、人も金をももてあそぶ悪魔的な天才外科医・天城という人物を表すキャッチコピー「手術じゃない。これは芸術だ。」が添えられている。

 原作は「チーム・バチスタの栄光」シリーズなどで知られる海堂尊さんの「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」(講談社文庫)。シーズン1の原作「ブラックペアン1988」と合わせた“バブル3部作”は累計発行部数160万部を突破するヒットを記録している。

 番組公式SNSではシーズン1の切り抜き動画や場面写真を展開中。「U-NEXT Paraviコー ナー」では全話見放題で配信中。さらにTVerでは7月11日午後11時59分までの期間限定で無料配信。6月15日からはNetflixでも配信予定。

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