ポツンと一軒家:断崖絶壁の“すごい道”、秘境の水源 遙かなる宮崎県のユズ農家で捜索隊が悪戦苦闘 急斜面での農作業に驚き

8月4日放送の「ポツンと一軒家」の一場面(C)ABCテレビ
1 / 3
8月4日放送の「ポツンと一軒家」の一場面(C)ABCテレビ

 衛星写真を手掛かりに人里離れた一軒家を捜すバラエティー番組「ポツンと一軒家」(ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜午後7時58分)。8月4日の放送では、捜索隊は宮崎県の山中にあるユズ農家を訪問する。

あなたにオススメ

 ゲストは俳優の酒井美紀さん、アイドルグループ「櫻坂46」の大園玲さん。3回目のゲスト出演となった酒井さんは「いつも拝見していて、人生観がにじみ出たドラマに感動します」 としみじみ。大園さんは「鹿児島県のかなり田舎が出身で、祖父母の家は山の中のポツンと一軒家。番組を見ながら“もしかしたらウチにも来るかも”って家族でよく盛り上がっているんです」と明かした。

 衛星写真に写し出されたのは、宮崎県の山の中にある建物と両側に切り開かれた土地。しかし建物に続く道は確認できないほどの深い山奥だ。ふもとの集落で住人に尋ねると、衛星写真の一軒家へ向かうには山を大きく迂回(うかい)しなければならないという。しかもその迂回路はかなり複雑な道のりらしい。山に詳しい68歳の男性が一軒家まで案内してくれることになったが、「すごい道を通らなければ一軒家にたどり着けない」と捜索隊に念押しする。

 しばらく走ると、捜索隊の眼前にふもとから見てもその険しさが分かる高い山がそびえている。ガードレールのない崖道が延々と続き、捜索隊も冷や汗をかきながらハンドルを握る。延々と上り続け、尾根近くまで来ると、眼下には遠くまで見渡す絶景が広がる。その尾根付近の山道から断崖絶壁の急坂を下っていく。

 やがて大きな日本家屋が姿を現した。出迎えてくれたのは「鳥獣保護管理員の仕事をしているんです」と話す73歳の男性だ。話を聞くと、江戸時代から代々続く土地のようだ。車が通れる道が開通したのは47年前。それまでは山道を歩かなければふもとの集落まで行けなかったという。高校卒業後に家業であるシイタケ農家を手伝い始めたというが、毎日、谷を越える片道45分の山道を4〜5往復していたそうだ。

 現在はユズ農家として、急斜面に植えられた200本ものユズの世話をしている。「ユズの魅力にかなうものはありませんよ」と語る男性にユズ畑を案内してもらうと、とんでもない急斜面だ。さらに、水を引いているという谷へ水源の掃除に捜索隊が同行するのだが、捜索隊は男性に着いていくことさえ困難な崖道に苦戦する。

 ※パリ五輪「バドミントン準決勝 女子シングルス 男子シングルス」の放送が延⻑した時、放送時間が変更、または休止となる場合もある。

写真を見る全 3 枚

テレビ 最新記事