歌手の長山洋子さんが、8月2日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。5年前に乳がんの手術で乳房を全摘出した当時の思いなどを語った。
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長山さんは人間ドックを毎年受けていた。「8月1日に結果が出るからもしすぐ知りたかったらお電話ください」と言われ、電話したと振り返る。
「『乳がんでした』とさらっと言われて、『あ、そうなんですか。わかりました』とひとごとで電話を切ったんですけど、そのあとちょっと落ち着いて考えたら、『私もしかしたら死ぬんだ』と思ったんですよ」
子どもは当時8歳。「これはもう絶対に生きてやるぞ」という思いが生じたという。
乳がんに対して、乳房の全摘出をしなくていい方法があることも医師から説明されたが、「体から悪いものを全部取ってほしいという思いと、家族がいるし、小さな家族がいて、命を第一に考えました」と子どもへの思いをにじませた。
夫は「今までに見たことがないような顔をしていました」。長山さんは宣告を受けて以降、精神的につらいという思いが日に日に増えていったこともあり、8歳の娘には夫が説明したという。
8月下旬に手術、10月1日にはコンサートの舞台に立った。徹子さんは「え、すごい」と驚きの声を上げた。
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