海のはじまり:つらすぎる展開に視聴者涙 “夏”目黒蓮と“弥生”有村架純の選択に「お互い好きなのに」「次に恋ができるのかな」の声(ネタバレあり)

連続ドラマ「海のはじまり」第9話の一場面(C)フジテレビ
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連続ドラマ「海のはじまり」第9話の一場面(C)フジテレビ

 人気グループ「Snow Man」の目黒蓮さん主演のフジテレビ系“月9”枠の連続ドラマ「海のはじまり」(月曜午後9時)の第9話が9月2日に放送され、月岡夏(目黒さん)と百瀬弥生(有村架純さん)の選択に、視聴者が反応した。

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 ◇以下、ネタバレがあります。

 第9話では、水季(古川琴音さん)が、海(泉谷星奈ちゃん)の母親になる人に宛てた手紙を、意を決して読んだ弥生。そこには、「他人に優しくなりすぎず、物分かりの良い人間を演じず、ちょっとズルをしてでも自分で決めて下さい。どちらを選択しても、それはあなたの幸せのためです」とつづられていた。

 その後、夏の家を訪れた弥生は「最初は居心地良かった。3人でいて楽しいし、なりたかった母親にもなれる」と語り出し、「3人じゃないって気付いて。ずーっとどこかに水季さんがいるの。それ感じて、奪い取ったみたいな気持ちにもなるし、水季さんのこと知らない自分だけが仲間外れみたいな疎外感もあるし」と吐露。

 弥生は3人でいることがだんだんつらくなってきたと明かし、「2人のことは好きだけど、2人といると自分が嫌いになる」「3人でいたいって言ってくれてうれしいんだけど、うれしいのに……。やっぱり私は……月岡君と2人でいたかった」「海ちゃんのお母さんにはならない。月岡君とは別れたい」と涙ながらに伝えた。

 これを受け、夏も「3人が無理なら……どちらか選ばなきゃいけないなら……海ちゃんを選ぶ」と返答。弥生はうなずき、「私も好きな人と離れても自分が納得できる人生とつらい気持ちのまま2人のために生きる人生。どっちにするか考えて自分を選んだ。2人のこと選ばなかった。だから同じ。良かった」とほほ笑んだ。

 弥生が「帰るね」と家を出ようとすると、夏は「待って」と腕をつかみ「送ってく」と声を掛ける。夏は弥生と手をつなぎ、「今日まではいい? 駅送ったらそれで終わりにするから。それまで海ちゃんのことも忘れて、今日終わるまで」と語りかけた。

 手をつないで駅まで歩き出す2人。駅に着いてからもホームのベンチに腰掛け、手をつないだまま、たわいもない会話で笑い合う。夏は「俺やっぱり弥生さんのこと……」と名残惜しそうに告げるが、弥生は夏の手を離すと「頑張れパパ、応援してる。ちょっとだけお母さんできたのホントにうれしかった」と言い残し、電車に乗り込んでいった。

 夏は走り去る電車を見送りながら慟哭(どうこく)。弥生もまた、電車の中でこらえきれず涙を流すのだった。

 別れを選んだ夏と弥生に、SNSでは「涙が止まらない」「お互い好きなのに……」「しんどすぎて一周まわって虚無」「こんなにお互い悲しすぎてつらすぎるお別れやだよ」「次に恋ができるかな……弥生さんも夏くんも」「こんなに重い『がんばれ』つらいって」といいった声が上がっていた。

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