放送人グランプリ:グランプリ大賞にドキュメンタリー制作者の小柳ちひろさん 戦争体験者の取材を継続

放送人グランプリの受賞者。前列右から4人目がグランプリ大賞を受賞した小柳ちひろさん
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放送人グランプリの受賞者。前列右から4人目がグランプリ大賞を受賞した小柳ちひろさん

 第25回「放送人グランプリ2026」の贈賞式が5月30日、東京都内で開かれ、ドキュメンタリーのディレクター、プロデューサーの小柳ちひろさんがグランプリ大賞に選ばれた。放送の番組制作に関わる人や関わっていた人たちでつくる「放送人の会」が毎年、番組やクリエーターを顕彰している賞。

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 小柳さんは2025年、ETV特集「“戦争未亡人”と呼ばれて 百歳を超えた妻たちの戦後」をディレクターとして制作。「戦争を伝える」ことが難しくなる中、戦争体験者を丹念に探し出し、取材を重ね続けている姿勢が、過去に関わった番組も含め、評価された。

 小柳さんは「最近、企画も通らなくなってるしなとか、ペシミスティックな気持ちもあったのですが、皆さんに勇気をいただいて、これからも頑張っていきたいと思います」と受賞に感謝を述べた。

 このほか、グランプリには、▽TOKYO FM 広島FM 共同制作特別番組「80年の越境~ヒロシマの隣町から~」制作チーム▽ラジオパーソナリティーの武田砂鉄さん▽TBS「報道特集」前編集長の曺琴袖さん▽震災プロジェクト「未来への手紙」制作チーム▽「JOBK100年 小さき声に向き合う」制作チームーーが選ばれた。

 また、ドラマの優れたクリエーターを表彰する第12回大山勝美賞は、連続テレビ小説「ばけばけ」のチーフ演出を務めたNHKの村橋直樹チーフ・ディレクターと、ドラマ「魔物」「ちょっとだけエスパー」を手掛けたテレビ朝日の貴島彩理プロデューサーに贈られた。

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