超電磁マシーン ボルテスV:フィリピン実写版の前日譚“夜明けの前に”公開 ボルテスVはなぜ作られた? 兄弟の出生秘話が明らかに 

「ボルテスV レガシー」の前日譚「『ボルテスV レガシー』前日譚“夜明けの前に”」の一場面(C)TOEI Co. Ltd,Telesuccess All Rights Reserved
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「ボルテスV レガシー」の前日譚「『ボルテスV レガシー』前日譚“夜明けの前に”」の一場面(C)TOEI Co. Ltd,Telesuccess All Rights Reserved

 1970年代を中心に人気を集めたロボットアニメ「超電磁マシーン ボルテスV」をフィリピンで実写化した映画「ボルテスV レガシー」の前日譚(たん)となる「『ボルテスV レガシー』前日譚“夜明けの前に”」がYouTubeで公開された。「ボルテスV レガシー」の主人公のスティーブ・アームストロングの父、ネッド・アームストロングのエピソードで、ボルテスV誕生の理由や、スティーブらアームストロング兄弟の出生秘話、ボアザン帝国が地球侵略を目指す理由など、「ボルテスV レガシー」本編につながる重要な“秘密”が明かされる。

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 「ボルテスV レガシー」のジャパンプレミアが9月29日に丸の内TOEI(東京都中央区)で開催されることも発表された。アニメのオープニング主題歌「ボルテスVの歌」を担当した“アニメソングの女王”堀江美都子さんが登壇し、「ボルテスVの歌」を生歌唱するほか、フィリピンを訪れた際の貴重なエピソードなど半世紀近くにわたる「ボルテスV」と歩んだ道のりを語る。同作を手掛けた白倉伸一郎エグゼクティブ・プロデューサーも登壇し、実写化実現の裏側を明かす。

 「ボルテスV レガシー」は、フィリピン版映画「Voltes V Legacy」には含まれないシーンを追加し、再編集した“超電磁編集版”で、ジャパンプレミアで世界初披露される。ジャパンプレミアでは吹き替え版が上映される。10月18日公開。

 実写版は、フィリピンの地上波テレビ局・GMAネットワークが製作。映画と全90話のテレビシリーズが制作された。テレビシリーズは2023年に全話がフィリピンで放送された。日本のために特別編集されたテレビシリーズが、今秋にTOKYO MXで放送される。フィリピンオリジナル版90話の日本展開も予定されている。

 「超電磁マシーン ボルテスV」は、1977~78年に日本で放送された伝説のロボットアニメ。主人公・健一ら剛三兄弟、峰一平、岡めぐみの5人が、合体ロボット・超電磁マシーン ボルテスVに搭乗し、地球に飛来したプリンス・ハイネル率いるボアザン星の侵略軍と戦う姿が描かれた。親子の離別、主人公を巡る衝撃的な展開、異母兄弟との対決、圧政への抵抗と革命などが描かれ、ドラマ性の高さが海外でも高く評価された。フィリピンでも話題となり、堀江さんが歌った「ボルテスVの歌」も人気を集めた。

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