鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎:R15+指定“真生版” 鬼太郎の父と水木のカット公開 血だらけ! 雰囲気が違う沙代も

「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版」の一場面(C)映画「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」製作委員会
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「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版」の一場面(C)映画「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」製作委員会

 故・水木しげるさんのマンガが原作のテレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第6期の劇場版「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」の327カットをリテークし、再ダビングした“真生版”のカット9点が公開された。血だらけになった鬼太郎の父と水木、普段のはかげな印象とは違う沙代などが描かれている。

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 真生版は、「制作陣が当初想定していた恐怖の物語」となり、リテークカットの中には、絵コンテで当初想定されていた恐怖演出を復活させたカットも含まれている。「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」はPG12(12歳未満の観覧には、親または保護者の助言・指導が必要)指定だったが、真生版はR15+(15歳未満は観覧禁止)指定となる。

 「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」は、水木さんの生誕100周年を記念して公開された。「ゲゲゲの鬼太郎」の劇場版が公開されるのは、テレビアニメ第5期の劇場版として2008年12月に公開された「劇場版 ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!」以来、約15年ぶりで、鬼太郎の父(かつての目玉おやじ)と水木が主人公で、“鬼太郎の父たちの物語”が初めて語られた。2023年11月17日に公開され、興行収入が27億8000万円を突破するなどヒットし、「第47回日本アカデミー賞」の優秀アニメーション作品賞に選ばれたことも話題になった。

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