加藤清史郎:「相棒」に5年半ぶり、3度目の出演 警察官に成長した“少年A”に 黄金コンビとは初対面「我に返るたびに“怖っ!”と」

10月16日放送「相棒 season23」初回拡大スペシャル「警察官A」の一場面=テレビ朝日提供
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10月16日放送「相棒 season23」初回拡大スペシャル「警察官A」の一場面=テレビ朝日提供

 俳優の加藤清史郎さんが、10月16日放送の「相棒 season23」(テレビ朝日系、水曜午後9時)初回拡大スペシャル「警察官A」にゲスト出演することが分かった。「相棒」にはメインゲストとして過去2回出演している“縁”の深い加藤さん。今回は「season16」の第19話「少年A」(2018年3月放送)で演じた“少年A”こと高田創(たかだ・はじめ)役で再登場する。

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 加藤さんの「相棒」初出演は、12歳のとき。「season11」第18話「BIRTHDAY」(2013年3月放送)で両親思いのけなげな少年を演じた。その5年後の「season16」では、母親からネグレクトを受けてきた“無戸籍児”で、弟妹を守るため社会の片隅で必死にもがき苦しんでいた少年・創を演じた。

 特命係の杉下右京(水谷豊さん)らによって救われ、弟と共に児童保護施設に入所した創。初回スペシャルでは、右京も知らぬ間に創が警察官になっていたことが判明し、“なぜ警察官を志したのか”が明かされる。そして特命係と一緒に、元国家公安委員長・芦屋満(並樹史朗さん)の刺殺事件を捜査。そして右京たちと共に、150年前の警察黎明期に起きた暗殺事件をなぞるかのような事態へと巻き込まれていき……と展開する。

 今回、約5年半ぶりに高田創役でのオファーを受けた加藤さんは「“まさかこんなことが起きるとは!”と驚きました。実は『少年A』の現場で“創が将来、警察官を目指したら面白いね”とスタッフの方々とお話していたのですが、それが叶(かな)う瞬間が現実に来るなんて思いもしませんでした。創の歩んだ人生を考えると、とても感慨深かったです」とコメント。

 再び創を演じるにあたっては「彼はなぜ警察官になるという決意に至ったのか、そして彼の“生き抜いてやる”というギラギラした強さは警察官になってどこに向くのかをものすごく考えました」と述べた。

 過去の2回の出演時に右京&甲斐享(成宮寛貴さん)コンビ、右京&冠城亘(反町隆史さん)コンビと共演したが、右京&亀山薫(寺脇康文さん)コンビとは今回が初対面。

 幼い頃から「相棒」が大好きだという加藤さんは「右京さんと薫さんは僕が幼い頃に見ていた『相棒』の黄金コンビですので、お二人の会話に自分が加わるのが信じられず、我に返るたびに“怖っ!”と震えていました(笑)。改めて“相棒が好きだ!”と実感させられる貴重な日々でした」と撮影を振り返った。その上で「今回、右京さんは『少年A』のときとはまた違う、創への愛情が伝わってくるような表情を浮かべる瞬間があって、僕としてはとてもうれしかったです」と喜んだ。

 初回拡大スペシャルの本予告映像もこの日、公開された。集まった民衆の前で激しい爆発が起こる様子が映し出されており、緊迫感に満ちた映像となっている。

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