私を喰べたい、ひとでなし:2025年テレビアニメ化 少女と人魚の美しくも切ない出会い 上田麗奈が“死を願う少女”に

「私を喰べたい、ひとでなし」のティザービジュアル(C)2024 苗川 采/KADOKAWA/わたたべ製作委員会
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「私を喰べたい、ひとでなし」のティザービジュアル(C)2024 苗川 采/KADOKAWA/わたたべ製作委員会

 「電撃マオウ」(KADOKAWA)ほかで連載中の苗川采さんのマンガ「私を喰べたい、ひとでなし」が、2025年にテレビアニメ化されることが分かった。声優の上田麗奈さんが死を願う主人公の少女・八百歳比名子を演じることも発表された。

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 「私を喰べたい、ひとでなし」は、2020年10月から「電撃マオウ」で連載中のマンガ。愛媛県を舞台に、死を願う少女・比名子と、その血肉を求める人魚・汐莉の美しくも切ない出会いを描いたサスペンス。汐莉は、成熟し、最高の状態を迎えるまで比名子を守り「いずれ自分が食べる」と約束し、比名子の胸には「このひとなら私の願いをかなえられるかもしれない」という切なる思いが浮かぶ……という展開。コミックスの最新9巻が10月25日に発売される。

 アニメは、葛谷直行さんが総監督、鈴木裕輔さんが監督を務める。広田光毅さんがシリーズ構成・脚本、郁山想さんがキャラクターデザインを担当。スタジオリングスが制作する。比名子が描かれたティザービジュアル、比名子と汐莉が登場するティザーPVも公開された。

 原作者の苗川さんは「『私を喰べたい、ひとでなし』なんとなんとアニメ化です。苗川自身が一番驚いております。このような貴重な機会をいただけたのも、ずっと『わたたべ』を応援してくださってくれた読者の皆様のお陰です。本当に本当にありがとうございます! 私も『わたたべ』面々がどんなふうにしゃべって動いてくれるのか今からとても楽しみです。皆様もどうぞお楽しみに~!」とコメントを寄せている。

 比名子役の上田さんは「比名子ちゃんは今、感情を持つ気力が無い状態で、自分の過去や現状に対して怒ったり恨んだりするというよりも、淡々としているイメージと伺いました。作品全体の心地良いほの暗さを意識しつつ、その中にあるものを丁寧に拾い上げながらアフレコに臨めるよう頑張りたいと思っております。アニメでも『わたたべ』をぜひよろしくお願いいたします」と話している。

 ◇スタッフ(敬称略)

 総監督:葛谷直行▽監督:鈴木裕輔▽シリーズ構成・脚本:広田光毅▽キャラクターデザイン:郁山想▽音響監督:納谷僚介▽音楽:井内啓二▽プロデュース:インフィニット▽アニメーション制作:スタジオリングス

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