【推しの子】:アイがヴァレンティノ着こなす 「SPUR」表紙に 横槍メンゴ「アイが生きてたらこういうお仕事をしていたのかな」

「【推しの子】」のアイが表紙を飾る「SPUR」2025年2月号(C)SPUR2025年2月号/集英社  Art work/Mengo Yokoyari
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「【推しの子】」のアイが表紙を飾る「SPUR」2025年2月号(C)SPUR2025年2月号/集英社 Art work/Mengo Yokoyari

 「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載された人気マンガ「【推しの子】」のアイが、12月23日発売の女性ファッション誌「SPUR(シュプール)」(同)2025年2月号の表紙を飾ることが分かった。表紙は、作者の横槍メンゴさんの描き下ろしで、「アイドルとしてのキャリアが落ち着いた後、モードな仕事をこなすアイ」をテーマに、ファッションブランド「VALENTINO(ヴァレンティノ)」の衣装を着こなすアイが描かれている。

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 「【推しの子】」と同誌がコラボするのは2回目で、前回は2023年8月号に星野ルビー、アクアが登場した。同誌初登場となるアイは、ヴァレンティノの衣装をまとい、両手でピースを作るおなじみのポーズを披露する。

 横槍さんは「アイが芸能界で活躍していた短い時間の中では、ファッションショーのセレブリティーとして登場する仕事はなかったのではないかと思っています。なので今回は『アイドルとしてのキャリアが落ち着いた後、モードな仕事をこなすアイ』というテーマで描いてみました。 『SPUR』でもよく、元アイドルの方がいつもと違うシックな雰囲気で出ていますよね。あんなふうに新しい一面を見るのが楽しいので、私も彼女の新たな表情を描くことを意識してみました。アイが生きてたらこういうお仕事をしていたのかな……ということを想像しながら、大人になった彼女に会えたと思っています」とコメントを寄せている。

 同号は、「【推しの子】」を特集し、表紙とは別の衣装をまとったアイのイラストも掲載される。横槍さんへのインタビューでは、約4年半を駆け抜けた連載を振り返り、絵で表
現することの苦しみと楽しさなど、完結を迎えた今の思いが語られる。さまざまな分野で活躍するクリエーターが「【推しの子】」の魅力を語る。

 人気ボーイズグループ「INI(アイエヌアイ)」の田島将吾さんの特集も組まれる。

 「【推しの子】」は、「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」の赤坂アカさんと、「クズの本懐」などの横槍さんによるマンガで、2020年4月に「週刊ヤングジャンプ」で連載を開始した。突然の死を遂げた天才アイドル・アイがのこした双子の兄妹の物語が描かれた。双子の妹・ルビーは母に憧れ芸能界に入り、兄・アクアはアイ殺害の協力者であろう実の父親への復讐を誓う。11月14日発売の同誌50号で最終回を迎え、約4年半の連載に幕を下ろした。

 テレビアニメも人気を集めており、第1期が2023年4~6月、第2期が7~10月に放送された。第3期の制作も発表されている。実写映像化も話題になっており、全8話のドラマがPrime Videoで配信中。12月20日には映画が全国公開される。

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