菊池風磨:七五三掛龍也に「太刀打ちできない」こと 久々の共演で感じた互いの魅力 「私たちが恋する理由」インタビュー

「私たちが恋する理由」で共演する菊池風磨さん(左)と七五三掛龍也さん=テレビ朝日提供
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「私たちが恋する理由」で共演する菊池風磨さん(左)と七五三掛龍也さん=テレビ朝日提供

 テレビ朝日系「オシドラサタデー枠」(土曜午後11時)で放送中の「私たちが恋する理由」で主演する菊池風磨さんと、共演の七五三掛龍也さんにインタビュー。12月21日放送の最終回を前に、事務所の先輩後輩である2人に久々となった共演の感想などを聞いた。

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 ◇杢代君が風磨くん大好きっていうのがめちゃくちゃ分かる

 ドラマは、「第2回みんなの推し恋愛マンガ大賞」(2023年)の大人の恋愛部門で大賞を受賞したma2さん作の同名マンガの実写化。オフィスを舞台に、3組のカップルが繰り広げる“大人のピュア恋”を描いている。8歳年下の部下・葵(久間田琳加さん)に恋する黒澤を菊池さん、8歳年上の先輩・絢香(山崎紘菜さん)に恋する坂元を七五三掛さんが演じている。見逃し配信総再生数は1330万回を突破するなど話題となっている(ビデオリサーチ調べ、計測期間:10月12日~12月19日)。


 --今回共演されるのは、10年以上ぶりということで、改めて感じた互いの印象を教えてください。

 菊池さん:しめ(七五三掛さん)は真面目です。連絡もとてもマメにくれて。撮影に入る前も3回程連絡してくれました。

 七五三掛さん:結構連絡していましたね。風磨くんはバラエティーの印象が強かったので、現場でもはっちゃける感じなのかなと勝手にイメージしていたのですが、全然そうじゃなく。すごく大人で周りを見ている。相談した時とかも、すごく親身になって相談に乗ってくれて! 想像の倍以上優しかったです。

 --もともと仲は良かったのでしょうか。

 菊池さん:ジュニアの時、一緒に遊びに行ってたよね。

 七五三掛さん:そうですね。10年前とか。SixTONESのしんちゃん(森本慎太郎さん)やジュリー(田中樹さん)とかと、みんなでご飯に行ったりしていました。

 菊池さん:ただジュニアでも、だんだん仕事の内容も変わっていったので……しめは踊れるから。僕のような踊るのが苦手な人間たちとは違ったので(笑)。デビューしてからも一定期間あまり絡みがなかったですね。

 --恋愛ドラマということで、お互いに恋愛対象は年上、年下、それとも同い年…どれが似合うと思いますか。

 菊池さん:しめは、やはり年上とじゃないかな? 後輩感が本当にとても似合うんです。実は僕と年齢は一つしか違わず、現場の俳優の方々の中でも年齢は低くないはずなのですが、しめにやられています(笑)。可愛らしい。僕も本当は後輩感を出したいですが、しめにそこまで行かれると太刀打ちできない(笑)。そんなしめのおかげで、(現場で)皆さんが話しやすい雰囲気もできていたので、いるだけで明るくなる存在だとも思いました。

 七五三掛さん:うれしいです! 風磨くんは、どの年齢が相手でもオールマイティーではないでしょうか。年齢関係なく会話をするのが上手だなって思いますし、先程も言いましたがすごく優しいので。(共演する)杢代(和人)くんが、風磨くんのことを大好きって言っているのがめちゃくちゃ分かります。現場では話を振ってくださったり、なにかと気にかけてくれるんですよ。女性だとしたら勘違いしちゃうかも(笑)。

 ◇終盤は和食みたいに味わってほしい

 --終盤の展開で演じる上で意識したことは。

 菊池さん:はじめは緊張感のあった葵との関係ですが、恋人になってから 距離感が縮まっているように見えるといいなと思い、演じました。自宅のシーンは、見ているだけで照れるぐらい会社とは全然違うと思います。そこら辺はぜひ注目していただきたいですね。

 七五三掛さん:絢香さんとは、後半になるにつれ先輩後輩だった関係性がガラッと変わっていきます。(演じる)坂元の男らしい部分が増えていったりするので、その関係性の違いを出せるように演じました。

 --終盤の見どころは。

 菊池さん:それぞれの恋が、うまく行きそうで、行かないのかな?というハラハラ感のある展開だと思います。心情の機微といいますか、人間模様を味わっていただけるのかな。和食みたいに趣深く味わってほしいですね(笑)。

 七五三掛さん:7話で互いの気持ちを知った坂本と絢香さんですが、黒澤さんと葵ちゃんみたいに、ちゃんとは心が通じ合えない。最終話まで気になる展開が続くと思うので、ぜひ見ていただきたいです。

 ドラマは、12月21日に最終回を迎える。

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