小田貴月:没後10年の高倉健さん「一緒に死にたかった」 母の脳梗塞がきっかけで養女に 「徹子の部屋」で

12月23日放送の「徹子の部屋」に出演した小田貴月さん=テレビ朝日提供
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12月23日放送の「徹子の部屋」に出演した小田貴月さん=テレビ朝日提供

 故・高倉健さんのパートナーとして知られる小田貴月さんが、12月23日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。10年前に83歳で亡くなった高倉さんの思い出を語った。

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 高倉さんが亡くなった時のことを黒柳さんに聞かれ、「あの……」と言ったあと長い沈黙があった。そのあと、「私も一緒に死んでしまったような……。一緒に死にたかったなって思いました。声が聞けないんですよね。それまで会話を交わせていたので、声が聞こえなくなるって、悲しいを通り越していたので、ちょっとどう表現していいか分からないんですけれど、残されてしまったなっていう、そんな感じでした」と語った。

 自身の母が脳梗塞(こうそく)になり、「命は取りとめた」ものの、看病のため病院に毎日通った。「今日はどうだった」と高倉さんに聞かれ、会話の中で、「ドクターから細かい病状などを聞くのは親族でないとだめなんですよね」と何気なく話した。

 母より高倉さんが年上だったため、「僕だって病気になるかもしれないね。そうすると、たかし(貴月さんの当時の呼び名)には看病してもらえないんだね」という。念のため、一応戸籍を考えておいた方がいいかもしれないという話になり、養女はどうだろうかと提案された。「別にどの選択肢であっても今の生活が変わるわけではないので、お任せしますという感じでした」と提案を受け入れたことを明かした。

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