モンスター:最終回(第11話)のあらすじ公開 “亮子”趣里と“粒来”古田新太のいびつな親子関係の結末は? 撮了コメントも

連続ドラマ「モンスター」最終回(第11話)の一場面=カンテレ提供
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連続ドラマ「モンスター」最終回(第11話)の一場面=カンテレ提供

 俳優の趣里さんが主演する連続ドラマ「モンスター」(カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時)の12月23日に放送される最終回(第11話)のあらすじが公開された。

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 「モンスター」は、GP帯連ドラ初主演の趣里さん演じる、“常識”にとらわれず、“感情を排除”して相手と向き合う得体の知れないモンスター弁護士・神波亮子が、時に法が追いついていない令和ならではのさまざまな問題と向き合い、まるでゲームのように法廷闘争に立ち向かう、異色のリーガル・エンターテインメント。「僕の生きる道」(カンテレ・フジテレビ系)をはじめとした“僕シリーズ3部作”を手掛けた橋部敦子さんが脚本を担当している。

 最終回は、産廃処理業者のサカミクリーンを調べるうち、帝東電機の産廃物を扱う従業員に著しい健康被害が出ていることを突き止めた亮子(趣里さん)。法廷でその事実を公表した亮子は、サカミクリーンの代理人である父、粒来(古田新太さん)と共に、帝東電機に対して損害賠償請求を行う計画を立てる。しかし、ある理由から体に不調をきたしていた粒来は入院することとなり……。

 損害賠償請求には、サカミクリーンの従業員だけでなく、山遥村の村人たちの健康データも必要不可欠だったが、帝東電機は日本有数の大企業とあって、村人たちはその非を信じようとせず、むしろ、反社であるサカミクリーンこそが悪者だと非協力的。すると亮子は、さくら(前田敦子さん)と拓未(前原滉さん)を呼び出し、「お二人にやっていただきたいことがある」とある作戦の協力を依頼する。

 裁判では、亮子が帝東電機の従業員にも健康被害が出ている可能性を指摘。しかし、提出された健康データに問題は見当たらない。はたして亮子は、突破口を見いだし、“モンスター”を白日の下にさらすことはできるのか。亮子と粒来のいびつな親子関係の結末は……と展開する。

 趣里さん、「SixTONES」のジェシーさん、古田さんの3人がこのほど、そろってクランクアップを迎えた。4カ月間にわたり座長として現場を引っ張ってきた趣里さんは、「気づいたら終わったなという感じです」と撮影を振り返り、「このお仕事って、“自分との闘い”という部分もあって、孤独だなって感じることもあるのですが、この現場に来ると、みんな優しくて、温かくて……。すごく居心地のいい現場で、そのままで居させていただきました」と語った。

 バディーとして亮子の良き理解者になった杉浦義弘役のジェシーさんさんは、そのセリフの量と長さに驚き、「クランクインする前日まで降りようかな……と思ってたくらい」と冗談めかしてカミングアウトしつつ、「家では完璧だったのに、初日の撮影では、ほぼ助監督さんに横からセリフを言われながらで……」と撮影初日を思い返して笑いを誘い、最後は「趣里さんが座長で本当によかったです。たくさん助けられました」と苦楽を共にした趣里さんと労をねぎらった。

 古田さんは、スタッフの「オールアップです!」の掛け声にすぐさま反応し、感動の涙をぬぐう芝居で現場を盛り上げ、すでにクランクアップしていたキャストが駆けつけるサプライズもあり、現場は笑顔であふれたという。

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