アンサンブル
最終回 二人に降る雪
3月22日(土)放送分
松坂桃李さん主演の日曜劇場「御上先生」(TBS系、日曜午後9時)の第9話が3月16日に放送された。冴島(常盤貴子さん)が、国家公務員採用総合職試験の会場で殺人事件を起こした娘の弓弦(堀田真由さん)と初めて接見室で面会する場面があり、話題になった。
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第9話で、冴島は神崎(奥平大兼さん)の同席のもと、弓弦と接見室で面会した。
弓弦は、「あのね、言いたいこと忘れると困るからメモしてきた」と切り出し、「一つ、私はもうお母さんに会いません、二つ、お母さんは私を忘れてください。三つ、渋谷友介くんを殺したのは私です。四つ、お母さんのせいじゃない。五つ……」と言ってメモを見る。そこには一度書いた文字が消された跡があり、弓弦は、「五つ、本当にごめんなさい。これで全部」と告げた。
神崎は「弓弦さん。わかるよ、すごくわかるんだけど」といい、「あのね、弓弦さん。ここにいる人、みんな罪を抱えてる。誰とも分け合えない罪を。それは消えないよ、だって何をしたって渋谷友介さんは生き返らないんだから。でも、どれだけの思いで冴島先生がここにいるのか、俺、知ってるから」と伝えた。
そんな中、冴島は「あなたの言いたいこと、わかった……わかったつもり。ちゃんと一人で償いたいのね。神崎くんが御上先生(松坂さん)があなたにそれを教えてくれたのね。それなのに私は自分さえ犠牲になればってあなたを一人ぼっちにして。全部弓弦のため。全部生徒のため。そんな姿を見せ続けることが母親としても、教師としても一番ダメだってことを見ようともしなかった。そして、あなたを追い詰めた。弓弦が言ったことはきちんと考える。でもせめてもう一回、あなたと話がしたいの」と訴えた。
この場面に、SNSでは「弓弦の手紙、最後の項目の消した跡があって『ほんとはさみしかった』って書いてあったの泣く」「堀田真由さんすごいな 面会のシーンがゾクッとした」「こういう役の堀田真由さんは最高だね」「5、さみしかった、って消した跡が見えたような」といった声が続々と上がった。
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