1982年に世界で初めて長編映画としてCG(コンピュータグラフィックス)を本格導入し、映像エンターテインメントの歴史を変えた米映画「トロン」。“3D映画元年”といわれた2010年公開の続編「トロン:レガシー」から15年、最新作「トロン:アレス」が今年10月10日に日米同時公開されることが決定した。さらに特報映像とティザーポスターが解禁された。
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「トロン」(スティーブン・リズバーガー監督、1982年)は、デジタル世界に送り込まれた天才プログラマーのケヴィン・フリンが、生死をかけたゲームに挑んでいく様子を描き、社会現象を巻き起こした。28年後の2010年には続編「トロン:レガシー」」(ジョセフ・コジンスキー監督)が公開され、ケヴィンの息子、サムを主人公に、青白く輝くネオンを基調とした当時最先端の映像で多くのファンを魅了。フランスのエレクトリックデュオ「ダフト・パンク」が手掛けた楽曲も話題となった。その後、ゲームも展開され、米フロリダのマジックキングダム・パークには今作に登場するバイク「ライトサイクル」のアトラクションが造られるなど、今もなお多くの人々に影響を与える人気コンテンツの一つとなっている。
最新作「トロン:アレス」は、「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」(2017年)や「マレフィセント2」(2019年)などを手掛けたヨアヒム・ローニング監督がメガホンをとり、楽曲は「ドラゴン・タトゥーの女」(2011年)や「ソウルフル・ワールド」(2020年)などで音楽を手掛け、アカデミー賞作曲賞などを受賞した米ロックバンド「ナイン・インチ・ネイルズ」が担当する。
解禁された特報映像とティザーポスターは、何かを“警告”しているかのような、赤いネオンの光が印象的なビジュアルに仕上がっている。これまでは“現実世界”の人間がデジタル世界へ侵入する様子を描いてきたが、今作では“デジタル世界”の高度な人工プログラム「アレス」が“現実世界”に襲来する。
映像では、パトカーを真っ二つにする威力を持つレーザー光線を放つ赤いライトサイクルや、現実世界の上空に現れた赤く光る巨大な物体が現実世界に襲来し、人々がその恐怖に震え上がる様子が映し出されている。一方で、スタイリッシュで未来感のあるデジタル世界の様子や、ライトサイクルのように赤いレーザーを放ちながら飛び交う戦闘機、人型のプログラムが形成され、命が吹き込まれる描写など「トロン」ならではの映像美も堪能できる。
さらに映像には、高度な人工プログラム「アレス」役を演じる、ジャレッド・レトさんの姿も。タイトルにもなっている「アレス」とは、ギリシャ神話では「戦の神」を指す言葉。「アレス」の名を持つ主人公が、どんな物語を見せてくれるのか、詳細は今後発表される。
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