あんぱん:ヤムおんちゃんが“退場”? ラストでまさかの行動 「また会えるよね?」「寂しい」の声

連続テレビ小説「あんぱん」第45回の一場面(C)NHK
1 / 1
連続テレビ小説「あんぱん」第45回の一場面(C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第45回が5月30日に放送された。同回の終盤で描かれた“ヤムおんちゃん”こと草吉(阿部サダヲさん)のまさかの行動に、視聴者の注目が集まった。

あなたにオススメ

 第45回では、乾パン作りを断ったことで、朝田パンは陸軍に逆らったという噂が広がってしまう。釜次(吉田鋼太郎さん)は、草吉に「うちんくの家族のために乾パン焼いてくれ」「名誉が欲しいがやない。金が欲しいがでもない。羽多子さんやあの子らが、ふびんながじゃ」と土下座しながら涙を流す。そんな釜次に、草吉は自分がなぜ乾パンを焼きたくないのか、その理由を話した。

 翌日、朝田家になぜか乾パンの材料が運ばれてくる。やって来た憲兵に、すぐに乾パンを作るよう命じられ、戸惑う釜次たち。そこに現れた草吉は「すぐに取りかかります」と従い、製造方法が書かれた紙に目を通し「昔のまんまだな……」とつぶやく。釜次は「ヤム……おまん、乾パンだけは焼きとうないって」と戸惑うが、草吉はその言葉をさえぎり「お手すきなら手伝ってもらえますか?」と羽多子(江口のりこさん)らに声をかけ、乾パンを無事焼き上げる。

 駆けつけたのぶ(今田さん)は驚きながらも草吉に感謝。草吉は一人で作ったのではないといい、羽多子に「これからはもっとちゃんと覚えてもらいますよ。俺はほかのパンも焼かなきゃならないから、乾パンまで手が回らねえ。これ以上忙しくなると釣りにも行けないんで。お願いしますね」と伝える。

 次の日の早朝、草吉は朝田家を出ていく。目を覚まし、草吉を追いかけようとするのぶを、釜次が引き留める。取り乱すのぶに、釜次は「のぶ、やめんか。これ以上、あいつを苦しめたら……いかんがじゃ」と語りかけた。

 草吉の去っていく後ろ姿が映し出されると、SNSでは「朝から号泣」「ヤムおんちゃん退場? また会えるよね?」「遠ざかっていく後ろ姿が切ない」「どこに行くの? 寂しいよ」「ヤムさんは釜じいに何を語ったのか?」「ヤムさんの意思を尊重する釜じいがいてくれてよかった」といった声が上がっていた。

テレビ 最新記事