ちいかわ
第299話 拾魔(9)
12月5日(金)放送分
「週刊少年サンデー」(小学館)で連載中のひらかわあやさんの人気マンガが原作のテレビアニメ「帝乃三姉妹は案外、チョロい。」が、7月9日からTOKYO MXほかで順次放送される。芸、武、文それぞれの天才である帝乃三姉妹と、全てが平均以下の凡人・綾世優との同居生活を描いたホームラブコメディー。綾世優役の日向未南さん、“芸の天才”帝乃一輝役の天海由梨奈さん、“武の天才”帝乃二琥役の古賀葵さん、“文の天才”帝乃三和役の青山吉能さんに、役にかける思いを聞き、4人の“チョロさ”にも迫った。
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日向さん 常に重きを置いていたところは変わらなくて、優は三姉妹と一緒に過ごす中で自分にどういうことができるのか、 幸せな家族とはなんだろう?と考えながら行動しているキャラクターなので、そこがずっと(自分にも)ありました。変わってはいけない部分だと思うので、そこを中心に置いて、変化していくことを意識していました。優が純粋であるところを見ている方に伝えなきゃいけないので、そこに含みを持たせず演じようと思っていました。スイッチが入ると急にイケメンになって、みんなを手玉に取るところもありますが、優は狙ってやっているわけではないんです。素であることを表現しようとしました。
天海さん 女性が憧れる女性像を大事に演じようと思い、私自身が憧れる女性を参考にさせてもらったり、歌劇団の映像を見て、一輝と同じ目線で演じられるように準備しました。準備したものがありつつ、掛け合いでどんどん出てくるものもあって、ただ格好いいだけじゃない部分も表現できたんです。格好いいところに重きを置いていたのですが、可愛さだったり、チョロさだったりを楽しみながら演じさせていただきました。話が進むと一輝のより可愛いところも見えてくるのですが、その可愛らしさが見えた時、アニメを見てくださる皆さんからどんな反響があるのか楽しみです。
古賀さん 二琥のような役を演じさせていただけるうれしさがありました。これまで自分が演じてきた中であまりなかったタイプのキャラクターですし、挑戦になる!と思いながら演じていました。二琥は武闘派です。学園の中でも、女の子からも男の子からも支持されていて、筋が一本通っている女の子です。こんなに人から慕われるのはいったいどんな人なんだろう?と、空手の動画を見て、戦う人について考えたりもしました。一方で、乙女な部分も持っているのが魅力なので、格好いいに寄りすぎると、可愛くなくなるし、バランスを調整しながら演じました。天海さんも言っていましたが、掛け合いの中で生まれるものもあって、ぶつけ合うようで楽しかったです。帝乃父役の松風雅也さんが本当のお父さんみたいで、テストが終わる度に「よかったよね!」「ここをこうしたら……」と親身になってくれて、ディスカッションしていただけたんです。すごくいい雰囲気を作ってくださって、ありがたかったです。
青山さん 三和は、原作を読んでいて、声の想像がつかないキャラクターでした。だから、収録が始まるまで不安でいっぱいだったんです。現場で皆さんと共演する中で、意外にお芝居がなじんでいって、本当の家族のような雰囲気になったので、もっと自信を持って演じた方がいいんだなと気付かされました。本当に皆さんのおかげです。三和は、表情も豊かで、いたずらっぽい表情を見せる子でもあります。絵に負けないようにお芝居をしようと意識していました。松風さんにアドバイスをいただくこともあって、ワークショップのようでした。そこもすごく楽しかったです。
天海さん キャラクターも多いですし、大人数で収録していましたよね。
古賀さん 二琥と同じ部活の子たちもそうですが、個性的なキャラクターも多く、キャストの方も個性的で本当に面白いんです。そこも見ていただきたいポイントです。
日向さん メインキャラクターの4人以外も面白くて、和気あいあいとした現場でした。
日向さん 毎回、得るものばかりでした。第1話は、優という役を作るにあたり、結構時間をかけていただいたんです。音響監督さんとディスカッションを重ねていたのですが、3人が後ろで「大丈夫だよ」という空気を作ってくれていてすごく助かりました。
日向さん 松風さんは師匠!という印象です。本当に引き出しが多くて、いろいろ教えていただきました。茅野さんとは二人で収録させていただくことが多く、私は緊張してしまいまして……。広いスタジオで、二人で親子の静かなシーンを収録していて、緊張していると、茅野さんから「大丈夫だよ」「この役に選ばれたのだから、自信を持ってやりなさい」と言っていただけて、心の中で「ママ~」と叫んでいました。
日向さん 基本的に初対面の人に対して壁を作ってしまうのですが、事務所で後輩の方に「日向さん、頑張ってください!」と言っていただき、一瞬で壁を壊されました(笑)。チョロいですね。
天海さん 慣れてくると、寄っかかってきたり甘えん坊なんです。
日向さん 優しい人だと分かると、甘えちゃうんです。
天海さん 私は4人の中で一番チョロいと思います。
日向さん 懐が広いんですよね、海のようです。
天海さん 雑に扱われるのも好きですしね。初対面の時、距離感で悩むじゃないですか。でも、なるべく距離を縮めるようにしようとします。名前を呼び捨てにしてもらえるようになると、きました!となります。
青山さん 私はお酒にチョロいです。三杯目くらいになると、何も気にならなくなって(笑)。嫌なことがあっても三杯で全部忘れられます。
天海さん 三姉妹だから“三”ですね!
青山さん 三茶か三宿、新宿三丁目辺りで三杯飲むといいかも(笑)。
古賀さん 私も対人関係で壁を作りがちです。優しくしていただいても、こんな私に優しくしていただいて、すみません!となりますし……。私なんかにいろいろ話してもらえると、等価交換しなきゃ!みたいになったり、“受け”の人間なので、いろいろ話してもらえると、チョロくなってしまいます。
青山さん 4人でいろいろと話しましたよね。私の家族のクイズをしたんです。私の名前の“吉能”はパッと読めないけど、私の家族もみんなそうで、読み方のクイズをして。だから、3人は私の個人情報をかなり握っています(笑)。「帝乃三姉妹」は、家族の物語ですし、家族の話で締めました!
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