京都撮影所案内:時代劇の“聖域”を取材 普段は見ることができない重要なスポット

書籍「京都撮影所案内」
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書籍「京都撮影所案内」

 時代劇の“聖域”を取材した書籍「京都撮影所案内」(立東舎)が7月18日に発売される。「必殺シリーズ秘史 50年目の告白録」(同)などで知られる高鳥都さんが京都撮影所(京都市右京区)に潜入。普段は見ることができない撮影所の姿が明らかになる。

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 松竹撮影所、大映通り商店街付近にオフィスを構える嵯峨映画、東和美粧、髙津商会に加え、東映京都撮影所、東映太秦映画村と時代劇を支える重要なスポットを訪れた。「必殺シリーズ」の撮影・監督の石原興さんや「侍タイムスリッパー」の殺陣師の清家一斗さん、衣裳の古賀博隆さん、照明のはのひろしさんら22人の関係者のインタビューも掲載される。巻末の「日本のハリウッド・京都」では、1910年から現在に至るまでの撮影所の変遷をまとめて紹介する。

 著者の高鳥さんは「ありそうでなかった、時代劇の撮影所を中心にしたビジュアルブックです。写真450枚以上、大半がカラーページなので見るだけで楽しい本が出来上がったと思います。松竹撮影所と東映京都撮影所、二大スター共演のような企画で京都の時代劇関係者の皆さんに多大な協力をいただき、充実の中身になりました。ぜひご期待ください」とコメントを寄せている。

 ※コンテンツ(敬称略)

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 松竹撮影所▽大映通り商店街▽東映京都撮影所▽東映太秦映画村▽日本のハリウッド・京都

 INTERVIEW<松竹撮影所>石原興(撮影・監督)、中山真里(装飾)、中路豊隆(録音)、豊田紗智子(美術)、藤原誠(効果)、服部大二(監督)、はのひろし(照明)、大角正(松竹撮影所会長)

 <東映京都撮影所/東映太秦映画村>小嶋雄嗣(東映京都撮影所所長)、兼﨑涼介(監督)、清家一斗(殺陣)、中村彩実(俳優)、古賀博隆(衣裳)、谷慶子(記録)、森洋亮(製作部)、中塚拓也(美術管理)、洲崎哲嘉(東映京都スタジオ)、山口記弘(経営戦略部フェロー)

 <COMPANY>嵯峨映画/古市晶子、宮西孝明、東和美粧/大村弘二、髙津商会/髙津博行

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