長谷川平蔵:凶悪犯の検挙に抜群の実績も「懲らしめ」から「立ち直り」へ 犯罪抑止にも注目 「英雄たちの選択」“選”で

寛政の改革期に火付盗賊改役を務め、人足寄場を創設した江戸時代中期の旗本・長谷川宣以(通称・平蔵)=NHK提供
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寛政の改革期に火付盗賊改役を務め、人足寄場を創設した江戸時代中期の旗本・長谷川宣以(通称・平蔵)=NHK提供

 歴史を大きく変える決断をした英雄たちにスポットを当てるNHKの番組「英雄たちの選択」では“選”として、8月4日午後9時からNHK BSで「悪党にても人に御座候 火付盗賊改 長谷川平蔵」を再放送する。番組では時代劇でおなじみの火付盗賊改・長谷川平蔵を特集し、その実像に迫る。

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 江戸時代中頃、平蔵は社会の底辺で生きた経験を活(い)かし、凶悪犯の検挙に抜群の実績をあげた。

 しかしそれでも犯罪は減らない。農村から大量に流入した無宿と呼ばれる人々が追いつめられて犯罪に手を染めていたのだ。平蔵は彼らが罪を犯さなくても済む方策を考え出す……。

 「懲らしめ」から「立ち直り」へ。日本の刑罰が115年ぶりに見直される今、平蔵の犯罪抑止に注目する。

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