ディズニー・アニメーション「ズートピア2」（ジャレド・ブッシュ監督ほか、12月5日公開）の公開を記念した「日本ズートピア化計画」の一環として、TOHOシネマズが“ズートピア化”された。TOHOシネマズをパロディーした“ZOOHOシネマズ”の特設サイト「ZOOHOシネマズ公式ホームページ」が11月27日にオープンした。劇場版アニメ「名探偵コナン 隻眼の残像（フラッシュバック）」をパロディーした「警察官ニック 理想の楽園（ズートピア）」など、さまざまな人気作をパロディーしたポスタービジュアルが公開された。特設サイトは12月18日までの期間限定。

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　「ZOOHOシネマズ公式ホームページ」は、「もしもTOHOシネマズがズートピアの世界にあったら」をコンセプトに、拍手も、歓声も、遠吠えもOKな応援上映ならぬ“遠吠えシアター”の案内や、ジュディたちウサギの大好物であるにんじんをたっぷりと使った驚きの売店メニューのページを設置。「ズートピア2」に登場するヘビのゲイリーにちなみ、「トイ・ストーリー5」をパロディーした「ヘビ・ストーリー5」や、「プラダを着た悪魔2」をパロディーした「モフモフを着た悪魔2」などのポスタービジュアルが並ぶ。

　上映スケジュールのページには、ガゼルの舞台あいさつ付き上映、夜行性用のレイトショーなどズートピアの動物たちが通う劇場ならではのスペシャルな上映パターンが記されている。TOHOシネマズ日比谷（東京都千代田区）、TOHOシネマズ渋谷（東京都渋谷区）、TOHOシネマズなんば（大阪市中央区）では、“ZOOHOシネマズ”をテーマにした特別装飾が展開される。

　TOHOシネマズ日比谷ほか全国5都市7劇場では、特別スクリーン“ズートピアシアター”が12月5日にオープンする。シアター内の特別シートには、ジュディとニック、ゲイリー、ニブルズ、パウバートといった全12種のキャラクターたちがプリントされる。「ズートピア2」を“ズートピアシアター”で鑑賞すると、限定の入場者プレゼントとして、ジュディとニックが描かれたステッカーが配布される。本編上映前には、日本版声優を務めるジュディ役の上戸彩さん、ニック役の森川智之さん、ゲイリー役の下野紘さんによるスペシャルグリーティング動画が上映される。料金は通常チケット料金プラス200円。

　今作は、2016年に公開された「ズートピア」の続編。前作「ズートピア」は動物たちが人間のようにハイテクな文明社会で暮らす世界ズートピアを舞台に、ジュディがニックと出会い、たくさんの困難を共に乗り越えながら、立派な警察官へと成長していく姿が描かれた。ディズニー・アニメーション作品としては「アナと雪の女王」以来、初めて世界興行収入が10億ドルを突破。日本でも興行収入76億円超の大ヒットとなった。

　続編では、警察学校を無事卒業し警察官となったニックと、ウサギ初の警察官として以前にも増して熱心に任務に挑むジュディが再びバディーを組み、壮大なスケールの大冒険を繰り広げる。新キャラクターとしてヘビのゲイリーが登場する。