住人十色:築65年、レトロな空き家を“ラフ仕上げ” 岐阜県郡上市の広すぎな家を「半分リノベ」

12月6日放送「住人十色」の「郡上八幡へ脱サラ移住! 広すぎ空き家を半分リノベした家」の一場面(C)MBS
1 / 6
12月6日放送「住人十色」の「郡上八幡へ脱サラ移住! 広すぎ空き家を半分リノベした家」の一場面(C)MBS

 タレントの三船美佳さんと俳優の駿河太郎さんがMCを務める番組「住人十色~家の数だけある 家族のカタチ~」(MBS、土曜午後5時、関西ローカルほか)。12月6日放送回は、岐阜県郡上市の広すぎる空き家を「半分リノベした家」を紹介する。

あなたにオススメ

 住人(あるじ)は、35歳の夫妻。1年半前に名古屋から郡上八幡に移住し、家を購入した。家は、築65年というレトロな元美容院付きの空き家だった。増改築を繰り返した結果、かなり入り組んだ造りをしていて、まるで隠し部屋のような地下室まであったという。

 全部で5棟もある広い家は、解体するにせよ全面改修するにせよ莫大な費用がかかる。そこで考えたのが、建物全体の半分だけをリノベーションするというアイデアだった。15畳のリビングダイニングは、もともと2部屋あった和室を一つの空間にした。脇にあるスペースの上は明るさを求めて吹き抜けにし、2階にあった押し入れと床の間を取り払い、立派な梁(はり)はそのまま残した。

 むき出しになった古い土壁や打ちっぱなしの古いくぎは、「ラフ仕上げ」としてあえて残すことでリノベの工程を半分に。キッチンの壁も全面塗装はせず、ラフに仕上げてコストを抑えた。将来は、移住後に始めた家具のリメーク・販売のため、手を付けていない元美容室をショールームにする予定だという。

 「住人十色」は日本各地の家を訪れ、住人の家へのこだわりや魅力を紹介する番組。放送後、TVerで1週間配信される。

写真を見る全 6 枚

テレビ 最新記事