3月13日に公開される劇場版アニメ「パリに咲くエトワール」で声優を務めているモデルで俳優の嵐莉菜さん。2025年は連続ドラマ「ちはやふる-めぐり-」(日本テレビ系、水曜午後10時)で梅園高校競技かるた部員の一人、村田千江莉を演じたことも話題になった。「大きな刺激をもらった」という「ちはやふる-めぐり-」の思い出、俳優、モデルとして理想と夢について語ってもらった。<新春インタビュー>
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嵐さんは2004年5月3日生まれ、埼玉県出身の21歳。5カ国にルーツを持ち、2022年公開の映画「マイスモールランド」(川和田恵真監督)で初主演を務め、同作は第72回ベルリン国際映画祭にて、日本作品で初めてアムネスティ国際映画賞・特別表彰を授与された。
そんな嵐さんにとって、「ちはやふる-めぐり-」は、どんな作品となったのか。
「何より同年代の俳優の方々とお芝居するのがほぼ初めてで。いままでは自分が末っ子というか、年齢が一番下の現場が多かったのですが、同年代と自分の意見を交わしたり、気軽に相談もできるという環境も大きかったですし、それぞれみんな違うお芝居の仕方があって、すごく発見や学びもありました。そういった意味でも、お互いが刺激し合えて、絶対にまた共演したいな、そのためにもっと頑張らなきゃいけないなとすごく思わせてくれる現場でもありました」
嵐さんの中では「本当にみんなで力を合わせて作り上げた作品」であり、また「自分の将来のためにも、すごく大切な作品と出会えた」という思いも日に日に増しているという。
「『ちはやふる-めぐり-』よりも前から私を知ってくださっていた方はもちろん、この作品で私を知ってくださった方にも、これから私がどんな俳優になっていくのか、しっかりと見せていかなくてはいけないと改めて思えたし。まだまだ新人ではあるのですが初心に戻れたというか。これから自分のお芝居をそういった方々に見せて行くのが楽しみにもなりました」
俳優としての目標や理想もより明確にもなった。
「いまだに『千江莉ちゃん』と役名で呼んでくれる視聴者の方がいらっしゃって、役としてしっかりと生きられたという自信にもなりました。理想としてはやっぱり、作品ごとの私の印象が違うものになって、見てくださった方一人ひとりの記憶にある私が全然違う姿だったらいいなというか。俳優として役を演じる上で、そう思われた方が自分としてはすごくうれしいので」
一方、女性ファッション誌「ViVi(ヴィヴィ)」(講談社)専属モデルとしても活躍中の嵐さんは、「お芝居を経験しているからこそ、また違ったモデル業の良さを知ることができて。どちらも同じくらい好きなお仕事として高め合っていけるのが理想」と考える。
「お芝居をする期間があって、その後にモデルのお仕事を久しぶりにやると、カメラマンさんに『上手になったね』と言っていただけたり。多分、表情のことだと思うのですが、そういった一見違うようで、二つともすごくつながりがある、私の中ではつながっていて、片方が良くなれば、必ずもう片方も良くなると信じているので、どちらかを疎かにすることはなく、どちらも大切に仕事できたらなと思っています」
ファッションイベントに出演する機会も多い嵐さんは「TGC(東京ガールズコレクション)でトップバッターを務めるという夢はずっと変わらずあって」と明かす。
「それこそ中条あやみさんとか、先輩方がトップバッターとしてステージに登場したときの会場の沸き具合とかをすごく間近で見てきたので、憧れは未だに強くあって。必ず実現できたらなと思っています。トップバッターはかっこいいですし、全然違いますね。そのためにもモデルとしての自分にも磨きをかけていけたらなと思っています」
2026年は初めてアニメ声優に挑戦した劇場版アニメ「パリに咲くエトワール」の公開を控えるが、すでに終えている収録を通して、「自分の世界観って、まだまだ狭いんだなとものすごく実感」したとか。
「普段のお芝居とも全然違ったので、知らないことがまだまだあるんだなと思いましたし、もっともっといろいろなことを経験して、経験値を上げたいなとすごく思いました。2025年は、そういった意味でもたくさん刺激があった年。この刺激をうまく活用して、2026年以降もしっかりと自分の成長を感じられるように、俳優もモデルも続けていけたらなと思っています」