菅野美穂さんが「DOLLS」(北野武監督)以来8年ぶりの映画主演作となる「パーマネント野ばら」(吉田大八監督)は、毎日新聞に連載中の「毎日かあさん」で知られるマンガ家・西原理恵子さんによる月刊誌「新潮45」での連載マンガが原作。「毎日かあさん」「女の子ものがたり」といった作品で人気を集める西原さんだが、今作では初めて「大人の女性の恋心」を描き、多くの人々、とくに女性から支持と共感を得た物語だ。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
海辺の田舎町にある小さな美容室「パーマネント野ばら」。そこを切り盛りするのは、離婚後、幼い娘を連れて戻って来たなおこ(菅野さん)と、その母まさ子(夏木マリさん)だ。町の女たちはここにやって来ては、ひとしきり恋にまつわるおしゃべりをして帰っていく。そんな彼女たちの悲喜こもごもの恋愛談議を通して、不器用ながらも懸命に生きることの素晴らしさをつづった人生賛歌。
メガホンをとったのは、今作が「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」(07年)、「クヒオ大佐」(09年)に続く3本目の劇場長編作となる吉田大八さん。登場人物のエピソードが連なる独特の展開の原作を、大胆にそしてその世界観を壊すことなく脚色したのは、「しゃべれども しゃべれども」(07年)や、最近ではアニメーション「サマーウォーズ」(09年)が記憶に新しい奥寺佐渡子さん。
「我慢の芝居」と語り、周りのキャラクターを受け止める演技に徹した主演の菅野さんはじめ、その母親役の夏木マリさん、友人役の小池栄子さん、池脇千鶴さんら、女優陣の表情が見もの。撮影は、西原さんの故郷である高知県で行われた。同県出身のさかいゆうさんによる主題歌「train」が、感動をさらに盛り上げている。22日から新宿ピカデリー(東京都新宿区)ほか全国で公開。(毎日新聞デジタル)
東宝の2025年の配給作品ラインアップ発表会が12月23日、TOHOシネマズ 日比谷(東京都千代田区)で行われ、2024年の興業収入などが発表された。市川南取締役専務執行役員は、…
2012年から7シリーズにわたって放送されたテレビ朝日系の人気ドラマの完結作となる映画「劇場版ドクターX」(田村直己監督)のクランクアップ写真が公開された。主演の米倉涼子さんをは…
俳優の米倉涼子さんが12月22日、東京都内で行われた主演映画「劇場版ドクターX FINAL」(田村直己監督)の“舞台あいさつFINAL”に登場。イベント終盤にあいさつを求められた…
花沢健吾さんのマンガが原作の映画「アンダーニンジャ」(福田雄一監督、2025年1月24日公開)の新キャストが発表された。津田健次郎さんが、謎の存在「アンダーニンジャ(UN)」の声…
木村拓哉さんが12月21日、歌舞伎町シネシティ広場(東京都新宿区)で行われた、主演映画「グランメゾン・パリ」(塚原あゆ子監督、12月30日公開)のレッドカーペットイベントに登場。…