織田裕二:「踊る大捜査線」新作に「全く余裕なし…」 ドコモ動画で「係長 青島俊作」配信

 織田裕二さんが31日、主演する人気ドラマ「踊る大捜査線」シリーズのシークレットイベントに登場。劇場版第3作「踊る大捜査線THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」(本広克行監督、7月3日公開)とのタイアップで、新作ストーリー「係長 青島俊作 THE MOBILE 事件は取調室で起きている!」がNTTドコモの動画コンテンツ「ドコモ動画」で独占配信されることが発表された。

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 織田さん演じる青島俊作刑事が係長に昇進したばかりのストーリーで、取調室での織田さんの演技を中心に構成される内容。織田さんは「撮影の2週間前くらいに急に台本が変わりまして、今回の現場は全く余裕がなかったですね。セリフの量も半端じゃなかった……」と苦笑い。フジテレビの亀山千広プロデューサーから「映画より気合入ってましたね」と明かされると、「もう、いっぱいいっぱい。本当に毎日、明日のシーンはこうだよねって、いっぱいいっぱいでしたねえ」と振り返っていた。

 「踊る大捜査線」は97年1月にフジテレビ系で連続ドラマがスタートした人気シリーズ。3本のスペシャルドラマのほか、98年には1作目の映画「踊る大捜査線THE MOVIE」が公開され、03年公開の2作目「踊る大捜査線THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」は1260万人を動員、興行収入は173億5000万円と邦画(実写映画)の最高記録を樹立した。05年にはスピンオフ作品「交渉人 真下正義」と「容疑者 室井慎次」も公開。7月3日公開の劇場版第3作では、小栗旬さん、伊藤淳史さん、内田有紀さんら新メンバーを加え、織田さん演じる青島俊作が係長に昇進することも明かされていた。

 今回配信される「係長 青島俊作」は、強行犯係係長に昇進した青島刑事が、「居酒屋だるま」で同時に起きた会社員殴打、痴漢、中国人スリという三つの事件をつなぐ意外な真実を突き止め、拘置期限の48時間以内に事件を解決することができるのか……という新作ストーリー。織田さんや北村総一朗さん、小野武彦さんらレギュラー陣のほか、板野友美さんが出演する。全12話(計73分)。6月1日から毎週火曜、金曜に1話ずつ更新予定。iモード情報料は無料で配信される。

 また、織田さん演じる青島刑事が出演するタイアップCMや、ドコモショップ店頭、iモード上でもさまざまなプロモーションを展開。特設サイトにアクセスすると、抽選で4万人に「踊る大捜査線グッズ」が当たる「踊る大ドコモキャンペーン」も実施される。7月31日まで。イベントでは「係長 青島俊作」のプレミア試写会も行われた。(毎日新聞デジタル)

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