水川あさみ:「すごいと思う」がんと闘い出産した女性演じる ドラマ「いぬのおまわりさん」

ドラマ「いぬのおまわりさん」でがんと闘った女性を演じた水川あさみさん(左)と夫役の永井大さん
1 / 1
ドラマ「いぬのおまわりさん」でがんと闘った女性を演じた水川あさみさん(左)と夫役の永井大さん

 血液のがんといわれる「悪性リンパ腫」に侵され、出産直後に亡くなった女性の実話を水川あさみさん(26)主演でドラマ化した「いぬのおまわりさん」(MBS・TBS系)の撮影が5日、東京都内であり、水川さんは「病気に侵されながらも、最後の最後まで元気な赤ちゃんを産もうとする姿に感動しました。すごいと思うところしかないです」と静かに語った。

あなたにオススメ

 ドラマは、悪性リンパ腫と闘いながら第2子を出産し、約4カ月後に24歳で亡くなった北九州市の大石真由美さんのブログをまとめた書籍「いぬのおまわりさん~24歳で逝ったまゆちゃんのブログより~」(不知火書房)が原作。ブログのタイトルにもなっている題名は長女が好きな童謡から取った。

 水川さんは「普通だったら我慢できない状況。泣けば楽になるのに、それでも周りを気遣って頑張る姿を表現できるようにと思いました。自分が実際にそうなったら、ここまで強くいられるのか、考えさせられました」と語った。妻を献身的に支える夫を演じた永井大さん(31)は「心では泣いているのに、表情は笑ってないといけない。それを表現するのが難しかった。泣きそうになってしまって……」と振り返っていた。

 ドラマは7月4日午後9時から全国で放送される。(毎日新聞デジタル)

アイドル 最新記事