ＡＫＢ４８：総選挙１位の大島優子「兄からお祝いの連絡ない」　映画「告白」舞台あいさつで

　ＡＫＢ４８の大島優子さん（２１）が１５日、東京都内で行われた映画「告白」（中島哲也監督）の舞台あいさつに登場した。映画のタイトルになぞらえて告白をと促された大島さんは「総選挙で１位になって家族やファンの方やいろんな方が喜んでくれた。でも、お兄ちゃんから（お祝いの）連絡がこないんです。お兄ちゃんは（私に対して）『おまえはライバルだ』って言ってきたので……。芸能界（の人）じゃないんですけど」と明かし、「ぜひ、連絡をください」と呼びかけていた。

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　ＡＫＢ４８は「告白」の劇中で生徒が好きなアイドルとしてポスターやＰＶなどで登場しており、この日は、公開１０日間で観客７０万人を動員し、興行収入１０億円を突破した同作のヒットを祝い、大島さんと、総選挙１６位の北原里英さん（１８）、１９位の指原莉乃（さしはら・りの）さん（１７）が、中島監督に花束を贈呈。中島監督からも３人に選抜メンバー入りを祝う花束が贈り返された。

　「告白」は、０９年本屋大賞に輝いた湊かなえさんの同名小説を「嫌われ松子の一生」の中島哲也監督が映画化。教え子に娘を殺された松さん演じる中学教師の復讐（ふくしゅう）劇を描いている。

　映画は内容の話題性から５日の公開後、映画観客動員ランキング（興行通信社調べ）でＲ１５指定にもかかわらず２週連続で首位に輝いており、配給元の東宝では最終的に２５億円を狙えるとしている。米国・カナダなど５カ国７映画祭から正式招待を受け、英国、台湾などでの配給が決定している。（毎日新聞デジタル）