話題のアニメの魅力をクリエーターに聞く「アニメ質問状」。今回は、戦争の傷が色濃く残る昭和３０年代を舞台に、少年たちの友情と絆（きずな）をドラマチックに描く「ＲＡＩＮＢＯＷ　二舎六房の七人」です。バップの田村学プロデューサーに作品の魅力を語ってもらいました。

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　−−作品の概要と魅力は？

　少年院で出会った７人の少年たちが、凶悪な人間関係の中を生き抜き、激動の時代を駆けていく青春サバイバルストーリー。昭和３０年から物語は始まりますが、全く古さはありません。自分の気持ちをストレートに伝えることの潔さ、そしていまどき有り得ない熱さがこの作品の魅力です。

　−−アニメ化企画のきっかけは？

　人から薦められて読みました。一見ありがちな設定と思われがちですが、描かれているのは普遍的かつ本質的な人間の気持ち。今こんなアニメはどこにもありません。あえて今この作品を世に問うことの意義を感じています。

　−−作品のポイントは？

　主役を小栗旬さん、ヒロインを貫地谷しほりさんに演じてもらっているほか、小山力也さん、林原めぐみさん等、こんな豪華キャストはなかなか実現できません。今後まだまだビッグネームの登場が控えていますので期待してください。

　−−今後の展開、読者へ一言お願いします。

　放送では少年院を出た少年たちが、それぞれ自分の道を歩き始めます。また、７月２３日からレンタルがスタート。セルＤＶＤは８月２５日からスタートします。何話かまとめて見ることで、この作品の面白さ、熱さはより伝わりますので、ぜひご覧ください。

バップ　映像制作センター　制作グループ　田村学

◇主な放送スケジュール

日本テレビで火曜深夜０時５９分～、中京テレビで金曜深夜２時５９分～、札幌テレビで水曜深夜１時３４分～、読売テレビで２８日から月曜深夜２時１６分（初回のみ深夜２時５０分）～