上地雄輔：下水道での撮影で「手にナメクジ」　初主演も厳しい現場に“雨天中止”希望

　ドラマ「逃亡弁護士」（関西テレビ・フジテレビ系）の制作発表会見に登場した主演の上地雄輔さん（３１）は大変だったシーンを聞かれ、渋谷の交差点の真下の下水道での撮影を挙げた。「ニオイがハンパじゃなく臭くて、ナメクジが（手の甲の）上にずっとついてたりした」と振り返り、「高校の部活以来に『雨降ってほしいな』と思ってます」と“雨天中止”を希望するコメントまで飛び出した。

ウナギノボリ

解説：新たな“最高峰”を目指したガンプラ　45周年のこだわりとは

　会見は２３日、東京都内で行われた。現在、ほぼロケという撮影について「どれだけ撮っても撮っても終わらない」という上地さん。「走ってるか、難しい言葉を言っているか、誰かに熱く語っているか」と言い、パトカーが自分に突っ込んでくるシーンの撮影では「日本一うまいスタントの人だからって言われたけど怖かった」とコメントした。３．５キロやせたことも告白し、「もっとやせていこうと思う」と意気込んだ。

　ドラマは、「週刊ヤングサンデー」（小学館）で０８年７月まで連載されたマンガ「逃亡弁護士　成田誠」が原作。将来を期待された若手弁護士・成田誠（上地さん）が、突然身に覚えのない先輩弁護士殺害の罪を着せられた。弁護士ゆえに冤罪（えんざい）の怖さを知る成田は、極刑を免れるため逃走する。そして全国指名手配容疑者となりながらも、法律に泣かされ困っている人々を助けつつ、真犯人を追う……というヒューマンサスペンス。毎回、ゲストを迎え、１話完結で描かれる。

　殺された先輩弁護士の娘で週刊誌記者・二ノ宮絵美役の石原さとみさん（２３）も会見に出席し、開口一番、「今日『笑っていいとも』に出てきました。１００分の１アンケートで、タモさんストラップをもらいました。（共演者の）みんなで考えてくださった『お父さんが弁護士の人』（という質問）で１人いました。幸先がいい」と話してご満悦の様子。どんな息抜きをしているかと問われ「こないだサクランボ狩りに行きました。上地さんが大変なときに」と笑いながら話していた。

　会見には、　成田を追うエリート検事・真船丈役の北村一輝さん（４０）、成田が犯人かどうか疑問を持ちながらも行方を追う検察事務官・三枝亮子役の矢田亜希子さん（３１）、成田の無実を信じる弁護士・連光寺巧役の豊原功補さん（４４）、原作者の剛英城さんらも出席した。

　ドラマは７月６日から毎週火曜午後１０時放送。初回は午後１１時９分まで、２回目は午後１０時１５分～午後１１時９分に放送する。（毎日新聞デジタル）