ヤンキー君とメガネちゃん:最終回視聴率11.6% タンブリングは7.6%

 俳優の成宮寛貴さん主演の学園ドラマ「ヤンキー君とメガネちゃん」(TBS系)の最終回が25日放送され、平均視聴率は11.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。山本裕典さん主演で男子新体操部の奮闘を描いた青春ドラマ「タンブリング」(TBS系)の最終回が26日放送され、平均視聴率は7.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

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 「ヤンキー君とメガネちゃん」は、「週刊少年マガジン」(講談社)で吉河美希さんが連載中のマンガが原作で、成宮さん演じるヤンキー男子の品川大地が、“天然ボケ”のメガネ女子・足立花に振り回され、さまざまな騒動に巻き込まれながら、仲間を得て自分の居場所を見つけていく青春コメディー。成宮さんは、地上波連続ドラマで単独初主演、ヒロイン・花は映画「時をかける少女」「ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲」などの仲里依紗さん。ほかに大地の母親役で堀ちえみさん、父親役で古田新太さん、仲さん演じる花の祖父で伊東四朗さんが出演した。

 最終回は、花に報復するため紋白高校にやってきたヤンキーたちと大地が乱闘し、自宅謹慎することになる。花は大地が退学処分にならないようクラスメートたちに署名を募るが、反応は冷たく誰も署名に応じてくれない。副会長の和泉(本郷奏多さん)もケンカを仕掛けられ、自宅謹慎となってしまい、教師から生徒会役員を改選することになるかもしれないと告げられた花がある行動に出る……というストーリー。

 「タンブリング」は、男子新体操部のキャプテンの悠太を俳優集団「D−BOYS」のメンバーで「仮面ライダーキバ」の主人公を演じた瀬戸康史さん(21)、一緒に入部するヤンキー仲間に、08年のドラマ「ごくせん 第3シリーズ」に出演した三浦翔平さん(21)、NHK朝ドラでヒロインの相手役を演じた大東俊介さん(24)が演じた。山本さんら出演者は、約半年間にわたって新体操の練習に励み、代役を立てずに演技に挑戦、女子には禁止されているタンブリングを駆使してダイナミックな演技を披露した同ドラマはマンガ誌「なかよし」(講談社)でマンガ化され、小説版も発売されており、9月には舞台化も予定されている。(毎日新聞デジタル)

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