戦国BASARA弐:仙台七夕まつりとタイアップ うちわなどグッズに伊達政宗起用

仙台七夕まつりで使われる伊達政宗のオリジナルイラスト
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仙台七夕まつりで使われる伊達政宗のオリジナルイラスト

 東北三大祭りの一つ「仙台七夕まつり」(仙台市)が、人気テレビアニメ「戦国BASARA弐(ツー)」(MBS・TBS系)とタイアップすることが2日、明らかになった。メーンキャラクターの伊達政宗が七夕飾りをバックにした描き下ろしイラストが用意され、うちわなど祭り当日に販売されるグッズなどに使われる。政宗のアニメキャラクターは9月に宮城県大崎市で開かれる「政宗公まつり」でも起用されるほか、政宗の腹心片倉小十郎のキャラクターも10月に同県白石市で開かれる「鬼小十郎まつり」で起用される。

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 「仙台七夕まつり」は、毎年8月6~8日に、仙台市の中心商店街を中心に和紙で作られたくす玉や吹き流しなど数千本の七夕飾りが町中に飾り付けられ、毎年、観光客など約200万人が訪れる一大イベント。江戸時代に無病息災や豊作を願って始まり、戦後は商店街復興のシンボルとして盛大に行われるようになった。宮城県は、これまでも、政宗や小十郎をパッケージにあしらった「戦国BASARA米」をアンテナショップや首都圏のアニメショップなどで発売したり、政宗を宮城県知事選の選挙啓発ポスターに起用するなど、デジタルコンテンツ産業振興の一環としてアニメなどを活用した地域振興に取り組んでいる。

 「戦国BASARA」は、政宗や真田幸村ら戦国武将が敵の大軍をなぎ倒すカプコンのアクションゲーム。6本の刀を駆使し英語をしゃべる政宗や、2本の巨大なやりを振り回す熱血漢の幸村など独自の設定とイケメンキャラクターとして表現された武将たちの姿が特徴。09年4月にアニメ化され、歴史ファンとなった女性が武将ゆかりの地を訪れるなど「歴女」ブームを生んだ。続編「弐」では、魔王・織田信長亡き後が舞台で、戦国の覇王と言われる豊臣秀吉の登場で巻き起こる新たな戦いが描かれている。(毎日新聞デジタル)

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