タレントのつるの剛士さんが妊娠・出産をテーマにしたドキュメンタリー映画「うまれる」(豪田トモ監督)のナレーションに初挑戦し、5日、東京都内のスタジオで公開収録を行った。4児の父で育児休暇も取ったパパタレントとして知られるつるのさんは「初めての経験なんでドキドキしてますけど、楽しくやらせていただいてます。ぼくも子を持つ父なんで、ついつい感情が入りすぎちゃうので難しいですね」と語った。
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つるのさんは育児休暇について「奥さんからは(休暇が)終わった後も特にリアクションもなく、期待を裏切られました。子供たちからも特にリアクションがなかった」とガックリ。「元々平日にも家にいたりするんで、子どもたちにはそんなに違和感がなかったと思うんです……と自分に言い聞かせてます」といい、映画にも登場する生後6カ月の赤ちゃんを抱っこしたが、大泣きされてしまい「説得力ないなあ」と苦笑いしていた。
2月に誕生した三女について、「ちょうどハイハイしだして、可愛いところです」と目じりを下げたが、5人目は「ちょっと(間を)おこうかなと。4人は結構大変です。(妻と)2人で抱っこしても手が足りないんです。もうちょっと子どもたちが大きくなってからにしようと思います。目標は5人ですけどね」と笑顔で話していた。
「うまれる」は、4組の家族を中心に1年以上かけて撮影し、新米夫婦の妊娠から出産までの奮闘や、障害を持って生まれた子どもと両親の姿、胎内記憶や不妊、流産などといったテーマを追った“命のドキュメンタリー”。前作となる8分間のミニドキュメンタリー「うまれる~不妊と流産を乗り越えて~」は、カナダ・モントリオール世界映画祭ドキュメンタリー部門、サンアントニオ映画祭で入選している。映画は8月下旬に完成予定で、今秋にシネスイッチ銀座など全国でロードショー公開される。(毎日新聞デジタル)
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